こんなに黒豆が育っています。

ビオファーム丹波の圃場は
シカの被害に遭いながらもまた水やりもせずまた追肥もなしで育ってくれました、こんなに黒豆が育っています。

あとは実がなってくれること願っていますが。来週は紅そばの種まきと九条ねぎの苗植えとそのあとは玉ねぎとニンニクをと思っています。
これからがいよいよ苗の植え付けです。

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玉ねぎの苗植え

初めてなので晩秋に苗を購入して植えをしようと考えています。

  ◆タマネギの苗の植え付け
植え付けの2週間前に条植えなら畝に、ベッド植えなら植え床全面に過リン酸石灰または熔成リン肥(ヨウリン)のどちらかを施しておきます。

植え付けの時期は10月下旬〜11月中旬頃で、寒い地域ほど早く植え、寒期までに十分根が張るようにします。

ベッド植えは、幅80cmに12×12cmぐらいに植えます。
大きくなったタマネギの球がぶつかってしまうような密にならないように、少し余裕を持たせて植えます。
ジャンボタマネギなら間隔を多めにとります。
深植えを避け、やや寝かせるように植え、株元の土を締めつけておきます。

条植えでは、冬越し前と春先の育ち始める前の2回、列の片側に軽くクワなどで溝をつけて化成肥料を施します。

ベッド植えでは株間の所々に(マルチでは小穴を開けて)
球が肥大し始めてからの追肥は、貯蔵性を損ねるので避けます。

早植えすると年内に苗が大きくなり、トウ立ち(抽苔)するので、注意してください。
トウ立ちの原因としてはその他に生育不良、春の異常低温・高温などがあります。


 ◆タマネギの肥料

タマネギは冬に入るまでに十分に根を張らせ、春になったらすぐに勢いよく育つようにすることが大切です。そのためには、元肥にはリン酸成分を多めに与えます。

またタマネギは、年内の窒素量が多いと耐寒性が低下して、病害、枯死株が多くなります。特に年を越した生育後半〜収穫間際の期間にリン酸が効いている場合、腐敗が多いようです。カルシウムやマグネシウムなどの不足でも腐敗しやすく、元肥に苦土石灰を㎡当り200gを

タマネギの裂球は、追肥時期の遅れが主な原因で、球の肥大が進んでから肥料を施したり、葉が倒れきっても収穫せずに、収穫の時期が遅れてしまったことなどです。

追肥は、厳寒期に入る前の12月に第1回の追肥をします。
リン酸抜きのNK化成などが適しています。 ※N(窒素)、K(加里)
早だし栽培1回目・・・12月下旬〜1月上旬
2回目・・・2月上中旬(止め肥)

中晩生品種(貯蔵栽培)
定植して活着後、年内はあまり肥料などを与えず、小さな草丈の状態で冬を越してやる必要があります。
1回目・・・1月中下旬
2回目・・・2月中旬
3回目・・・3月上中旬(止め肥)
※タマネギの品種や地方により違います。

寒さが厳しい地方は防寒のため条間に敷きワラ等を行い、凍霜害を防ぎ、翌3月にこれを除去します。
完熟たい肥などを株の周りの地表に与えておくと、霜柱で根が浮き上がるのを大分防ぎます。

冬、霜害で根が浮き上がり、枯れることもあるので、土寄せをして踏み固めたり、土寄せをしたので溝になった部分には別のところから土を入れて足したりする。

土寄せのときには分岐した部分は地上に出しておく。

ポリマルチを張ると除草の手間が省けるし、質のよいタマネギもできるような気がします。

ポリマルチをするときは元肥にはゆっくりと効く緩行性肥料を施します。

春先、乾燥が続くときは穴に水やりをしますが、条間に穴をあけておき、雨水を取り込むようにしてもよいです。

◆タマネギの病害虫
冬から春先にかけて、温暖多雨の時に病害が発生しやすいので、排水に努め、早目に予防的な散布を心がけてください。

◆タマネギの収穫(貯蔵を含む)
5月頃に茎葉が60%以上倒れたら収穫します。貯蔵用にする場合は、3〜5日間晴天が続いた後抜き取り、2〜3日畝の上で乾燥させてから、風通しのよい日陰に吊るしておきます。

葉が枯れてからでは腐敗球が多くなって、萌芽が早く、長持ちしなくなります。抜き取ったら2、3日そのまま畑に並べて乾かしてください。

・収穫はまだ葉が青いうちで、70〜80%程度倒れたころが適期です。
 葉が枯れてからでは腐敗球が多くなって、萌芽が早く、長持ちしなくなります。
 晴天の続く日に収穫しますが、収穫後、2〜3日間そのまま地干しにして乾燥させます。
ここで表皮が乾くようにしっかりと乾燥させることで、その後の腐敗をかなり抑えることができます。

・乾燥後、ネットなどに6〜7個ずつ入れて湿気がない、冷暗所に吊るして保存します。
収穫の時期を逃して、長く畑におきすぎたものや、逆に早取りしたものはあまり保存性が良くありません。吊るす前に球がカビているものや傷んでいるものを選別しておくことも大切です。

次に品種による保存性の違いですが、泉州黄や札幌黄に代表される品種群は保存性が良く、愛知白や湘南レッド、アーリーレッドなどの品種は水分が多く、保存性は泉州黄などに比べて低いようです。ただ、保存性の良い品種でも早取りしたものは水分が多く、保存性は悪くなります。

休眠(生育に適した時期になるまで活動量を極力小さくして、養分を維持しようとする現象)はタマネギの場合、2〜3ヶ月(周りの環境によって長さが変わってきます)です。