「自分の健康は自分で守る」この意識を持つ時代です。

以前にも引用させていただいたかと思いますが、黒豆の効用を繰り返し、
繰り返し引用してぜひ食べ物で健康が保てることを知っていただきたくて
またぜひご覧になって試していただけばうれしいです。

体に良いことは分かっているが作る時間がないという方に下記のレシピで
手作り商品を作っていきたく、またビオ倶楽部でご一緒に加工料理教室を催して
いきたいと思っています。

これからはまさに「自分の健康は自分で守る」この意識を持つ時代ですね。

写真はかぼちゃを蒸して中をくりぬいて冷蔵庫の残った料理を再利用しました。
かぼちゃの周りは※ グレイビーとして少し甘酢っぽい味付けで片栗粉で固めました。
おにぎりのトッピングは先日のわさびのりとわさび味噌を混ぜてまた冷蔵庫の野菜を入れておかず味噌ならぬおかず野菜です。ほんとおいしくて早く商品化をと思いますが。採算に乗らないでしょうね。小皿は先日のサラダかぼちゃの酒粕漬けです。右のコップは生姜が目を出して可愛いので仲間に入れました。

※ アメリカ滞在中、ホームステイの経験があります。その時のアメリカの食文化というと日本のように旅情的というか思い出はぐくむ暖かさというよりは、機能性があって早くて((ハンバーガーがこれの代表ですね)というイメージを私は持っています。

でもそのような中でも私にとっては思い出深い料理としてグレイビー(gravy)があります。

Thanksgiving(感謝祭)では定番のもので、マッシュポテトにかけて食べることが多いです。

感謝祭は、ターキー(七面鳥)をいただきますが、とてもグレイビーがおいしかったのを思い出します。
 
この日はどこの家でもご馳走を作りますが、比較的共通するのが、七面鳥の丸焼き(クランベリーのソースをかけます)、マッシュポテト、ヤム(サツマイモのような芋)、そしてグレイビーです。

そしてそれぞれの家にその家独特の味やしきたりがあって、私のホームステイ先(マサチューセッツ州はボストンの郊外、ブルックライン)で、敬虔なユダヤ人のご家庭でした。

学生時代は国から離れた寂しくて貧しい日本人学生でしたので、いつか自分も家庭を持てる時が来たら家族そろってこんなぬくもりのある家庭を築きたいと思ったものでした。

そのうよなわけで私には思い出の味の一つであるグレイビー(日本ではグレイビーソースなんて呼ぶこともあるようですが…)を日本で食べたいなぁと思っていました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

黒豆の煮汁の作り方

材料

黒豆・・・50g
水・・・1リットル

作りかた

軽く洗った黒豆を、水に5時間以上つけておく。

火にかけ沸騰したら、弱火にして20分煮る。(あくは取りません。) お酒を入れて煮ると5倍の効果!

茶漉しなどでこして容器に入れる。冷蔵庫で2日間保存できるそうです。
一日、3回、200ccずつ飲みます。

残った黒豆は他の料理につかいます。残り物ではではありません、栄養価が高く美味しい食材です。

煮汁にするのが効果があるのですが5時間以上水につけたり、保存が2日間とちょっと面倒です。

もっと簡単な方法を下記に紹介します。

黒豆の栄養、効能

色素成分シアニジン(黒豆特有) 、大豆蛋白、植物繊維、カリウム、イソフラボン、サポニン、レシチン

黒豆の丁不飽和脂肪酸は体内にはいると血液をサラサラにし、さらに黒豆のすごいと

ころは、血管を広げるビタミンEや塩分をだし血圧を下げるカリウム、血液をサラサラに

する植物エストロゲンのゲニスチンやダイズイン、ソヤサポニン、クリサンテミンなど

数多くの成分を含む。その上、ミネラルとして多く含まれるカルシウムやマグネシウム

には、平骨筋という血管の筋肉をゆるめる作用がある。

■ 黒豆炊き込みご飯・酢漬け黒豆 血圧を下げ、内臓脂肪を燃焼させ便通を良くしダイエット

黒豆炊き込みご飯〜黒豆の血圧を安定させる効果を高める調理法は、炊く!

手順 下ごしらえ:黒豆は、軽く水洗いする。

フライパンに豆を入れ、弱火で焦がさないように乾煎りする。噛んでみて、噛めるくらいまで炒る。

炊き方:いつもよりほんの少し水加減を多くして米を炊く用意をしたところへ、炒った豆、塩少々を入れ、いつものように炊く。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
材料:黒豆米の1/4量位まで、米必要量、塩 少々

豆の甘みがし、美味しくいただけます。色素成分シアニジンが溶け込んで血圧を下げるご飯です。

酢漬け黒豆〜血圧、血糖値を下げ、内臓脂肪を燃やすダイエット効果

炊き込みご飯と同じで黒豆は、軽く水洗いする。

フライパンに豆を入れ、弱火で焦がさないように乾煎りする。噛んでみて、噛めるくらいまで炒る。

黒豆のあら熱が取れたら、密閉ピンに黒豆を移し、酢を黒豆より上まで(タップリ目に)注ぎます。

豆が酢を吸って酢が減ったら、豆がヒタヒタに浸るくらいまでその都度酢を足す事3〜4日。

黒豆が十分に酢を吸って膨らんで来たら、そのまま、1週間酢に浸した状態で冷蔵庫に置きます。

一週間後、ビンの中身をザルにあけ、酢切りをしたら、完成。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
毎食前に15粒程度を良く噛んで食べます。酸っぱいですが、よく噛むと甘い豆の味がします。

慣れると結構おいしいですよ。 冷蔵庫で2週間程度日持ちします。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

漬け込んだ酢には色素成分シアニジンが溶け込んでいます。血圧を下げる重要な液体です。

我が家では酢切りしないでそのままの状態で色素成分シアニジンを溶け込ませています。

朝食時には小スプーンで6杯程度ヨーグルトにかけ、黒豆も15粒程度加えてたべます。

また、夕食時にも黒豆を15粒程度たべます。お風呂に入る前ぐらいに牛乳に黒豆酢を大スプーンに3杯程度加えて飲みます。

私は朝方血圧が上がる習性があり、血圧降圧剤の薬も朝方には効果がきれるので黒豆酢を飲んで朝方の血圧を抑えているのです。

酢の量が少なくなるとドボドボとたします。少なくなったらたします。このほうが日持ちも長くなります。

お酢だけでも血圧を下げる効果があります。ただし効果は1日程度しか続きません。

それにお酢にはカルシュームの吸収を50%程度UPさせる働きもあり、カルシューム不足が血圧上昇につながりますから酢切りなどしてお酢を捨ててしまうわけにはいかないんです。

低インシュリン効果があるので糖尿の方にもお勧め、また昔から痛風にきくと言われています。

便通がおどろくほどよくなり、ダイエット効果があります。黒豆の煮汁はたしかに効果はあるのですが面倒なので、我が家では酢漬け黒豆を食用しています。