(2011年9月)トライアル実施経過報告〜NPO法人ねおす

「認知症に関する自然体験活動のトライアルプロジェクト」

8月下旬から9月にかけて、ねおすが進める「ネイチャーゲームを応用した認知症対応プログラム」のトライアル(ネイチャーゲームを活用したプログラムの試行)が、寿都地域包括支援センターと樽岸・湯別の老人クラブの協力のもと、3回実施されました。
 第3回目のトライアルについて、ねおすから詳細な報告をいただきました。

【実施概要】トライアル第3回目
日時:2011年9月21日(水)10:45〜11:30
場所:湯別の湯 施設内、周辺
対象者:寿都町老人クラブ樽岸・湯別の自主活動に参加された方々
参加者数:10名ほど
参加スタッフ:4名
【プログラム内容】
「今日は色を良く見てみましょう!」を合言葉に、感覚器官を使った脳の活性化を目的にしたゲームをしました。
1.ボールの鬼ごっこ
 片手でつかめる程度のボールをまわすゲーム。
2.飛んでる色あて
 スタッフが投げたモノの色あてゲーム。
3.ひまわりクイズ
 外にでて、ひまわりの花壇でいろんなクイズ。
4.ひまわり虫探し
 ひまわりをじっくり見てみる。虫めがねも使ってみた。 
5.先々週見たドングリを見に行きましょう
 施設の裏にあるドングリの木を見に行きました。

トライアル全体については、
・アタマのトレーニングと聞いて参加者の意欲が上がったようだ
・室内での実施はやりやすい。
・寒さや歩く距離が課題
などの感想が出ました。

スペースの都合で割愛しましたが、ここに紹介した以外にも、様々な感想・意見・問題提起があり、楽しみながら認知症予防につながる充実したプログラムが出来上がりつつあります。10月以降は第3回の会議(日程未定)などが予定されています。(地域コミュニティを活かした認知症啓発事業 北海道事務局)