「NPO法人 こむ事業所」見学会♪:その3

☆やっぱりカフェの話題に落ち着きました♪★

こんなテラスでカフェが営まれていたら、
とってもステキですよね〜♪
そんな夢のような構想が「こむの事業所」にはあるそうです。
本当に楽しみな「夢のカフェのお話」でした☆

そういう意図もあり、この広いテラスは設計されたそうです。
板張りの床(「レストラン こむず」の床も素敵な板張りでしたが)に
鳴り響く、トントンと気持ちの良い靴の音。
景色も絶景だし、何度も言うようですが、
このロケーションで、カフェが営まれたら、ホントにステキ過ぎます!!
(もしそうなったら、ルート:思春期ひろばのブログでも
おもいっきり、PRさせて頂きますね(^v^))。

統括マネージャーさんが、
「屋上へ上がりませんか〜」とおっしゃるので、
「ハイ!お願いします」と案内された「こむの事業所」の屋上。

こんなに広々としていて、青い空がずっと拡がっていて
(たとえ、天候がよくなくて、暗い空であっても、
それはそれで広い自由な空ですよね〜(*^_^*))
「わ〜」とか「やっほ〜い」とか声がちらほら。
「すてきだね〜」とみんなでおしゃべりします。

この夏、屋上では、いろんなレク企画を楽しまれたそうです。
みんなで楽しもうという気持ちにさせてくれる空気感が
「こむの事業所」にはただよっています!
でもメリハリは大切であり、「仕事中の私は厳しいですよ」
とおっしゃる統括マネージャーさんは、みんなを束ねる真の現場監督なのですね。

「ここで満足してほしくないんです」
「もっと先のステージを目指してほしい」
「だから私は、仕事中は厳しくなるんです」

熱心かつ冷静な対応が求められる。
それも仕事の厳しさであり、「こむの事業所」は
仕事をする場である。工賃という形ではなく、
最低時給は確保する、しなくては、この場所の意味がない。

仕事をするのだから、賃金をしっかりともらう。
賃金をきちんともらうのだから、仕事はしっかりとする。
してもらうのではない、する。
だから仕事中は厳しくなる、というわけなのですね

この日は夏の暑さの最後の日で、直射日光がよくあたります。
希望だけではなく、厳しさやでも楽しくもある仕事。
それを真剣に考える場が、この「こむの事業所」の新しさでしょうか。

わたしたちはこの広い世界に向かって、アピールしていく
「こむの事業所」の意味を、意義を、真価を。
そのために働かなくてはなりません。
楽しいだけが仕事じゃない、
でも楽しい部分もあるのが仕事ですよね。
器だけが立派でも仕方がない。やはり器の中身が大切ですよね。

「こむの事業所」の考え方がストーンと心に落ちる感じです。
夕方がもうすぐ。今回の見学会も終わりに近づいていますね。
大幅に時間オーバーした「こむの事業所:見学会」も終了です。

私たち、思春期ひろばチームをあたたかく迎えいれてくださった、
こむの事業所で働く全ての方々、本当にどうもありがとうございました。

みなさん、夕方の仕事までの繋ぎ時間として、
内職をされていました。この内職には賃金は出ません。
仕事はもっと厳しい労働となります。
ある労働者の青年が、内職の説明をしてくれました。
フレミラ宝塚内を始め福祉コミュニティプラザ内で
普段見かける仕事人としての表情ではなく、
やわらかな表情でした(^o^)
こころなしか、統括マネージャーさんも
この時は少し温和な表情でした。

『レストランもカフェも地域とこのコミュニティを繋げる接着剤として。
私たちは地域の方々と一緒に活動をしていきます。』

後日、統括マネージャーさんからメールをいただきました。
またいつでも見学に来られてください、今後私たちで力になれる事が
ありましたら、お声をかけて頂ければ、とのことでした。

≪今回は、取材者の想いばかりが前面に出過ぎて、抽象的なレポートになってしまいました…。
また機会があれば、今度は具体的な実際的なレポートをさせて頂きたいと思います。≫