子ども時代

子どもの時に「子どもの生活」をすることの大切さをますます感じています。

いま、課題を抱える方々と付き合う中で、その人たちがいかにいろいろなものを今まで奪われて来たかがわかって暗澹たる気持ちになります。

先に言ってしまえばそれは「3代前」にさかのぼった原因からだと私は思っているのですが。
戦争ですね。

いまこそ(ほんとはもっと前に)私たちは、子どもたちに、子どもの時間や生活をちゃんと経験させてやることをしなければならないと思っています。
それを保証しないのは大人の責任ですよね。

一部の方々が「いまどきの子どもは恵まれている」とおっしゃっているのを聞いたりしますが、全くの事実誤認です。
私くらい時代の方がよっぽど恵まれていたと私は思っています。

私の前で前記のようなことを言う方には、ちゃんと一緒に考えていただいて、ご自分の認識がいかに間違っているかをご理解していただいています。

現実をまず知っていただかないと間違った解決策を考えてしまわれますからね。

体罰をしなくなったから、とか、
甘やかすから、とか、
我慢が足らないとか。

で、でてくるのが…。

ろくなことを考えない。(苦笑)

自分が「思っている」ことを「事実」だと思いこんでおられる方のいかに多いことか。
間違っていることを数字で証明できることも多いんですよね。
青少年犯罪の増加とかね。全く事実ではありません。

お金儲けのためにありもしないことを大げさに言う方とかに騙されませんように!

先日あるサイトを見てびっくりしました。
「自分の所では不登校の子の多くがちゃんと学校に帰っています!」
と書かれている。
そのために正直、子どもの意思や人権なんか無視したことをやっておられる。
それも大金をもらって。

あきれました。
多くの子どもは「いらないことを周囲がしないでいたら」9割は帰るんですいつかは、学校や社会へ、自分の意思で。
いろいろなデーターもあるんですよね。

周囲が「学校という建物に通うこと」を強制せず、子どもを否定しないでいたら、他の何らかの課題がある場合を除いて、学習する場所に向かうんですよね。
「知る喜び」はさほどに大きいのだと思います。

なので、
ゆめゆめ、おかしな場所にはご注意を!
うちかもしれませんが。(爆)