長い間の利用者さんが、利用中止になった。
認知症を患って居られるご主人の介護をされて
精神的参って来たのをらくは受け止めてあげる事が
出来なかった。

70代の認知症は、体力的にも元気だし、
自分が認知症だと理解が出来ないのが現実です。
まだ自分には能力が残っていると勘違いをしてしまう。
実際の年齢と頭の年齢が一致しない為に
起こる仮想現実が理解できない。

だから、車で自宅から15分掛けてらくに到着をしても
「歩いて帰る」歩いて帰れる場所ではないと否定をすると
やけになって「子供扱いするな」っと反発をする。

距離感が理解できなくなっている。
認知症患者には否定はご法度は理解している。
でも肯定をしてしまうと、途中で帰り途が分からなくなって迷子に
なってしまう。
外に出て行かれると、スタッフは後ろから見つからないように
尾行するしかない。
誰もが精一杯生きている。
たとえ、どーであっても暖かい羽毛毛布でくるんで
あげるが適切な介護なのかも知れない。

家に帰るは昔子供の時い家族で住んでいた場所に
帰りたい、
頭の中に浮かんでくる家は昔住んでいた家が出てくる。

現実が理解でき無くなっているのが理解できない。
どうする事も出来ないのが現実である。

過去の世界には誰も入り込めないので、暖かい羽毛布団で
くるんで差し上げるのが、適切な介護なのかも知れませんね。