名古屋三菱・朝鮮女子勤労挺身隊訴訟

名古屋三菱・朝鮮女子勤労挺身隊訴訟控訴審が来る12月5日、結審(最終弁論期日)を迎えます。

一審判決は、被害者らの60年にわたる苦しみを、「日韓請求権協定」があることを理由に形式的な裁判で、形式的な判断で片付けられたようです。当然被害者は控訴し、その結審が12月にせまっているというのです。詳細は以下のブログ参照。
また、応援メールを希望されています。 

http://blog.goo.ne.jp/harumi-s_2005/e/47181f8505e561932e7ca6eab57c6bd6
 
 ボクは思う・・・・・・

 われわれは、きちんと歴史を習ってこなかった。
 戦時中、女子挺身隊というのが編成され、戦地に送り出された事実についても
 くわしくは知らない
 戦後65年も経つというのに・・・
 被害者はわが国の正義を問うているのだと思う

 「戦争だったんだから、なにが起こってもしかたない」で済ませていいのだろうか
 日本がおかしてしまった過去をきちんと学ぶ必要がある
 そこからしか国際交流が始まらない
 土台の腐った橋は渡れない 

 忘れ去られた被害者の救済は、われわれの責任です
 今ある繁栄や文化は、彼らの犠牲の上に築かれたものです
 2000万に及ぶアジアの人々の命が奪われた事実に対して
 われわれの国はどれくらいていねいに謝罪してきたのだろう

 「目には目を」「やられたらやりかえす」では、平和は望めない

 日本が統治していた植民地の実態について
 国民全体が認識できるような歴史の学習が必要なのでは
 ないだろうか、この国に良心を育てたいなら
 誤りはきちんと謝罪することからはじめるしかないように思う