『性的虐待』への取組(ドキュメント)

なぜキララが、今年『性的虐待』の新しい取組をすることになったか。
 ドキュメント風に

(%痛い女%) 多くなる子どもからの相談 (2002年〜)

 相談ライン開設1年をすぎた頃、最初は大人からの相談が多かったのが、
 次第に子どもからの相談が増える。
 その中で、大きな割合を占めてくる「性的虐待」。
 大人からの相談の中にも、子ども時代の性的虐待の相談が多い。

 <機会があるごとに問題提起していましたが、いい反応は得られず。
 性的虐待のケアで助成金を申請するも、「不採用」(%涙%)>

(%怒る女%) 大人からの怒りの相談 (2003年〜)
 
 ある程度子どもからの相談が定着し始めた頃から、
 大人から子どもの「性的虐待」の相談が入り始める。
 子どもから性的虐待の相談を受けた場合、相談を受けた人は、
 たいがいの場合、“しかるべきところ”に相談しているよう。
 でも、でも!
 結果的に放置されてしまっていることが多く、
 困り果てたすえ、キララに相談をする人が多発。
 たいがいは、“しかるべきところ”の対応に怒り(%雷%)を爆発!

 <いよいよ「なんとかせねば」と焦るも、形にはなっていかない(%ショボ女%)>

(%ニコ女%) あるおエライ教育関係者からの電話 (2005年6月)

 「ちゃんと取り組むために、貴会といっしょにネットワークを作りたい」と、
 急増している子どもからの訴えに、困ったある方から協力依頼の電話が(%星%) 

(%笑う女%) 動きはじめる (2005年6月〜)
 
 協力依頼について、理事にMLで相談
 弁護士の理事がいち早くレス、精神科医、産婦人科医が続く
 その後打ち合わせを重ねる

(%笑う女%) いよいよ具体化へ (2005年7月〜)
 
 実態を把握すべく、リサーチの開始
 ネットワーク作り開始
 関係機関へ連絡
 「子どもがつくる夢ねっと」に参加
 文献調査

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 =性的に搾取されることは、『魂』を殺されること=

 身体的な暴力や食事を何日も与えないなどの虐待と比較して、
 「緊急性が低い」
 「命に危険がない」
 と、重大視されない場合が多いようです。
 「魂の殺人」とアリス・ミラーが性的虐待を表現しているように、
 身体には深刻な傷がなくても(子宮破裂などの重症を負う場合もあります)、
 子ども自身が笑いながらその事実を打ち明けたとしても、
 表からは想像できないほどのダメージがあります。