雨の中の松尾湿原での植生調査

・期 日 2011.11.5
・場 所 宝塚市自然の家 松尾湿原
・参加者 石原、大下、小川、岡崎、岡澤、川本、久利夫妻、西川、西村、東田、
福本、森川(久)、山根

このところ平年を上まわる高温で一向に秋めいた気候にならない日々がつづいておりますが、活動拠点の「宝塚自然の家」ではすっかり木々が色づいており自然界では確実に秋の装いでした。
(宝塚自然の家での園内風景)

今日の天気予報では昼から雨の予報に反して小雨の降る中、各グループに分かれ早速植生調査開始する。
 既に11月に入り秋の草花は「センブリ」はわずかに花をつけて数株のこっておりましたが、ほぼ終わったようです。
 一方「ヤマラッキョウ」は湿原に点在して多く残っていましたが、花は最盛期を過ぎて来年も楽しましてくれるでしょう。
 植生調査の最中にO・Yさんがヤマラッキョウの1株だけ根本が露出している球根をみて「ラッキョウの形にそっくりや・・」の声でのぞきこむと、本当にラッキョウの形でこれが名前の由来ではないかと納得する。
(植生調査の様子)

秋の代表草花の「リンドウ」はまだ蕾も多くの残っており、当分は次々と花を咲き続けてくれるでしょう。
(蕾のリンドウ)

最後に本日参加者で紅葉を背に記念撮影。
(記;福本)