11月のコラボ談話室を開催しました!

11月5日(土)、多世代の井戸端会議「コラボ談話室」が開催されました。参加者は初参加9人を含む17人。男女比は9:8、年齢分布は20代(0)、30代(3)、40代(0)、50代(1)、60代(3)、70代(5)、80代(5)。
話題提供は、「歯科医45年で見えたこと、考えたこと」(瀬尾三男さん)。前半は、歯周病になると歯周病菌が全身に回って様々な病気を併発するから、早めに歯科医でチェックや歯石とりを行うこと、ブラッシングでの予防が大切などの話がされました。

参加者から、次のような質問や意見が出されました。
自分から言わないと医者は歯周病を見つけてくれないか(→こちらから症状を言うことも大切)/技術の進歩に医者はどう対応しているのか(→講習会で勉強している)/歯ブラシは固い・柔らかいのどちらがよいか(→固くない方がよい)/歯磨きの回数は(→3回が原則)/塩で磨くのはよいか(→ミネラルが多い天然塩なら良い)/舌を磨くのは(→よい)/歯が全身の健康に関わる部位だと分かった

後半、校医の経験から、昔の子どもはきちっと並んだが、今はバラバラでおしゃべり、先生も怒らないなどの話題をもとに意見交換。
ゆとり教育の下に民間から採用されたが、モンスターペアレンツによって自殺した校長もいる/参観日に親がおしゃべりするなど、学校崩壊の前に家庭崩壊している/そんな親を生み育てたのは、戦後の価値観の転換期に育った親に育てられ、自信のもてない我々の世代/お爺・お婆ちゃんと住んでいる子どもは分かる/歯の治療のために自分で絵解きして医者と一緒に考えたように、歩み寄りと

一緒につくろうが大切/我々にできなっかたことが今の若い人には沢山できる/少年犯罪は今よりも戦前・戦後の方が 多かった/少年犯罪や虐待を多く感じるのはメディアが発達したから?/年寄りが昔の価値観で若い世代を抑えるのは良くない/規則や法律の前に根本に立ち返って、人と人が助け合うことが大切/若い人は知識が豊富だが、大切なのは知識をコントロールする知恵/知恵の継承こそ年配者の役割/医者は患者と一緒に治すためにリードするのが役割

瀬尾さんの話題提供をきっかけに、「年長者が若い世代を抑えるのは良くない」「一緒にやろう!と若い世代に歩み寄ることが大切」など、今月も“多世代の井戸端会議”になりました。

次回の予定は、次のとおりです。
土曜日の朝、いつもより少し早く、ふらりとお出かけください。
(%青点%)と き:12月3日(土)10時〜12時
(%赤点%)ところ:多目的スペース(カフェ横)
(%緑点%)テーマ:「生きることとマネー」(桑原徳雄さん)
お金のことを考える。それは他の人や社会とのつながりを再発見することかもしれません。最近では、年金改正の問題が騒がれています。年金をもらう世代と保険料を払う世代。いろんな世代で語り合いましょう。

(やまもと)