京都府南丹市の「脳トレネット」、京都市内のKネット(健康生きがいづくりアドバイザー京都協議会)両団体は、いつも協働関係をもっておられます。当NPO法人認知症予防ネットとも深い友好関係です。3年ほど前から殊に活発に京都府中部で活動が始まっています。
リーダー養成講座にも取り組んでおられます。
その受講生さんの中で、南丹市在住の14人全員が、「脳トレネット」の活動の仲間入りをされるなど、嬉しい話を聞きました。積極的なボランティア活動が、地元に根付き大きく育って来ています。
スリーA増田方式の認知症予防ゲームは、誰が取り組んでも(不慣れで少々下手でも!)参加者さんが笑ってくださる…、という効果が見えるのです。そのことでスタッフ側は教えられ、自信が持てる様になり、予防教室は実績をあげ充実していきます。
ですから私は安心して、「実地の勉強は本番の教室で! お年寄りの反応から教えてもらって!」と、新人でも誰にでもエールを送るのです。私自身、地元での実体験から言えるのであって、決して責任逃れで言っているのではありません。
仕事で携わっているレクがマンネリではないか、効果があるのかと、思い悩んでいる事業所職員の方は少なくありません。そういう悩みを持つ一人の方が、私が実施している養成講座に参加されました。5回シリーズの講座に一回出席しただけで、スリーA方式の真髄に触れて、スリーA方式の「褒め方」を実際にやってみられたところ、
「今までにない盛り上がりで、一気に「手遊び」から「リズム4拍子」まで出来た、スゴク盛り上がった」
と話してくださいました。
こういう報告を聞く私は、嬉しくなって「その調子で!」と又もエールを送るのです。
全国津々浦々に、スリーA増田方式を根付かせたい…。来年もどこかからお招きがあれば、どこへでも出かけるぞと、鬼に笑われそうな来年の夢を持ちます。
川柳で昔から「緋の衣 着れば浮世が 惜しくなり」と言われますが、早く引退しなければと片一方ではマジで思っています。
<高林実結樹 記>