11月5日(土)スリーA認知症予防ゲーム体験教室
豊中のKさんが認知症予防に興味があると仰って初参加。
おりしも、福井さんが認知症予防ネット通信の最新号を持参くださり、
その中に、ようやく「認知症予防が有効であると厚生省が認めた」という
記事があり、詳しく説明してくださいました。
数年前まで、認知症は予防できないと厚生省は断言していたそうで、
増田末知子さん、高林さんたちのご苦労が実ってよかったなあと思いました。
今や日本の医療費削減のためにも認知症予防が課題とされ、歯科、内科をはじめ栄養学などいろいろな分野で研究が進んでいます。
むやみに心配したり、あきらめたりしないで認知症についてよく知り、予防に努めたいものです。
さていよいよゲーム体験。
まずは自己紹介から。右隣の人と、左隣の人を紹介して自分を名乗る。
一周回る間に3回自分の名前が出てきます。自分の名前を呼んでもらう機会がぐんと減る高齢者にとって3回も名前が出てくるのはうれしいことだそうです。お互いの名前も憶えやすいし優しい自己紹介ですね。
後だしじゃんけんでは
「負けるのはむつかしいですねえ。勝ちたい気持ちが強いんですねえ」とKさん。
負けるためには頭を目いっぱい働かさないといけませんね。もうすでに頭がぽかぽか。
指体操からリーダーは私A.
ゆっくりリードするのも、初心者に気を配るのも難しい。
褒めるのはもっと難しい。
このスキルをもっと早く会得していたら子育てももっとうまくできたのに!
Kさんは最初の指体操で少し苦労した後は初参加とは思えない程リラックスして
数え歌、グーパー体操、でんでんむし、グーチョキパー、どじょうさんゲーム
どのゲームも楽しそうに笑ってくださいました。指から腕へといい運動ですね。
すっかり体もぽかぽか。
お茶壺は「あ、それ知ってます!」
なんでも93歳になるお母様がお孫さんや曾孫さんと楽しんでいらっしゃるそうです。
こういう手遊びをお年寄りから子どもたちへ伝承するって素敵ですね。
リズムは2拍子もしもしカメさん、3拍子ふるさと、4拍子紅葉
生暖かい、汗ばむ陽気の週末でしたけど、一応秋ですからね。
たった7人の参加者でのお手玉回しなのに、やっぱり3つも溜まって大笑い。
大きな声でいっぱい歌って、笑って、すっかりのどが渇いたのでここでお茶の時間に。
おやつは生野銀山土産の金粉入り羊羹と、Tさんのお庭で取れた柿。
今の若い人はあまり柿を食べないらしい。素朴な甘さでおいしいのに。
柿を食べただけで法隆寺の鐘の音が聞こえる気がするのに。
ここでKさんが帰られて、
残ったいつものメンバーで言葉集めのビンゴゲーム。今日のテーマは「鍋」
9つもあるかしら?みんな同じになるんじゃない?
なんていう心配は全く無用でした。
でるわでるわ・・・・すき焼き、湯豆腐、しゃぶしゃぶ、中華(ラーメン)鍋、てっちり、きりたんぽ鍋、常夜なべ、ブイヤベース、ポトフ・・・・・・・私が数えただけで20種類の鍋。
自分家のレシピを公開する人も現れ、楽しいひと時となりました。
最後のじゃんけんゲームはいつものメンバーだけの真剣勝負。
優勝は、私!
何歳になっても最後まで勝ち残るのは楽しいし、うれしい。
紙テープをいっぱい首にかけたらなんと暖かいこと!
「いつも同じゲームをなさるのですか?」と、Kさんの質問に、
「高齢者にとって、この前できなかったことが少しずつできるようになることは喜びだし達成感もあるのです。」と福井さん。なんと高齢者に優しいのでしょう。
同じゲームを何回やってもその都度大笑いできるし、決してつまらなくならないですよね。
今日できなかったゲームもまだまだたくさんあります。
広告パズル、風船バレー、風船サッカー、シーツ玉入れ、竹太鼓、追っかけ将棋長い間やってないゲームもあるなあと思い出してしまいました。
どうぞ、一度といわず、また何度も体験教室にご参加くださいね。
13日日曜日のお昼過ぎ、明峰公民館の文化祭に参加してスリーAのデモンストレーションします。お近くの方ご参加くださいね。 (報告、天野)(%ひよこ%)(%ひよこ%)(%ひよこ%)