12月のコラボ談話室を開催しました!

12月3日(土)、「コラボ談話室」を開催。参加者は初参加4人を含む17人。男女比は12:5、年齢分布は20代(1)、30代(1)、40代(2)、50代(1)、60代(3)、70代(7)、80代(2)と全年齢層が揃いました。
話題提供は「生きることとマネー」(桑原徳雄さん)。金融経済教育が専門の桑原さんは年金を例に、賦課方式による現在の年金制度はいずれ行き詰まる、高齢者を過剰に優遇してきた現在の制度を見直すとともに、高齢者は当たり前意識をやめ、若者は直接又は選挙を通じて主張する必要があると話されました。そのあと、濱崎さんの進行で意見交換。次のような談話が展開されました。

年金は「ごくろうさん」のような制度だが、老人が率先して動き、社会に還元する必要がある/20代の投票率が60代の2分の1程度と若者の政治意識が低いのも問題/老人が戦中・戦後に苦労したことを盾にするのは甘え/主婦の家事労働が評価されないのは問題/妻に説教されてから週末に家事を手伝うようになった/戦中・戦後の苦しかった頃を若者が知れば不公平感も和らぐ/年金の不足を税で補う議論があるが、一般世帯と生活保護世帯の所得の逆転現象が起こっていることを考えれば、基礎年金はすべて税でまかなっても良いのでは?/老人が「年金をください」と右手を出しながら、左手は引っ込めたままは問題/政治家は票を気にしながら年金・消費税問題を扱っているので解決しない/財政破綻した夕張市は国が支援したが、日本が潰れたらどうなるのか、ギリシャなどに学ぶ必要がある/

国で決まらないものは地方の首町が率先して決めて進めればよい/投票証明書が就職に有利になれば若者も選挙に行く/メディアによる情報提供を見抜く力(リテラシー)も必要/社会を変える努力とともに最期まで社会に寄与したい/贅沢も貧乏もせず、質素に生き抜く社会をつくれば日本も良くなる/大震災後に見直されてきた普通の生活の大切を教える心の教育が重要/○○主義の極端に走らない中庸の社会を築きたい/金利は低く・年金は当てにならず・家は賃貸にすべしと若者は考えている/人間の欲望をどうコントロールするか、新しい価値観を追求しなければ生きていけない
最期に濱崎さんは、今日の意見を一言で言うなら「政治に参加しよう」でしょうか?とくくられました。

次回の予定は、次のとおりです。
土曜日の朝、いつもより少し早く、ふらりとお出かけください。

(%青点%)と き:1月7日(土)10時〜12時
(%赤点%)ところ:コラボ2階 第4講座室
(%緑点%)テーマ:「社会人2年生のおもい」(依藤光代さん)
働くことは、生きること。同時に、気づくこと、学ぶこと、出会うこと。社会人2年目が過ぎようとする今、おもうこと、考えることは毎日更新されていきます。今の世の中で働く、まだまだ青い社会人のおもいからスタートして、みなさんでアレコレおしゃべりしましょう。

(やまもと)