冬のしごと 〜土づくり〜の講習会を開催しました

12月度 みどりde Cafe開催内容は、古土の再利用をテーマにした土づくりのお話をしました。

一度使った土は、根から出る酸や微量元素の欠乏。
はたまた、土中に巣食う害虫などの為に、ちゃんと土づくりをしなくては、
植物が上手く育ちません。
それを「みどりのカーテン広げ隊」のみなさんが、Hwo Toだけではなくて、
何故そうするのかの理由を含めて説明してくれました。

最初に参加者の観察力を試す?為に、
土のなかの根の様子を紙に書いてもらいました。
写真②はある参加者の絵。
果たしてこのようになっているでしょうか?

写真③
大根やニンジン、それにサツマイモを使って、
細根の跡に爪楊枝を刺していきます。

写真④
すると、大根の場合は綺麗に2列に根が揃います。
(@_@;)

「自然界には法則がある」ということを判ってもらう必要があるんですね。
それをもとにして、
①古土の殺菌。
②Ph調整
③団粒化、または団粒化に代替できる方法
④有用微生物を増殖させる手段
などをどれだけ手抜きしてできるかというお話しました。

大阪大学のGECS壁面緑化班では実際に行った古土再生の手順を披露してもらいました。
なにせ、Ph調整を事前に行ったあとは、米ぬか・腐葉土・元肥料を混ぜるのと、苗の定植日とを同日にする暴挙?にもかかわらず、新しい土と差異なく繁茂したとのことです。

みなさん、春に向けての土づくりは、冬の寒さが必要です
(^O^)/