NPOとよなか市民環境会議アジェンダ21の最大行事である「市民環境展2011」(12/9・10日開催)の諸準備等で、幾つかの行事をブログで報告することができませんでした。

 折角、写真も撮っていましたので、まとめて掲載します。

12/3(土) 新千里西町フェア 11:00〜15:00 千里地域には東西南北に近隣センターがあります。千里ニュータウンが誕生したころは近隣センターでの買い物が一般でした。その後、郊外の大型店舗や千里中央でのスーパーの開店もあり、近隣センターに賑わいをとりもどそうと、関係者がいろいろな取り組みをしています。
 その一環として、3年前に「フェア」を開催することになり、当NPOも支援・協力をしてきました。
 今年は3回目で、前日に机やいすの運びこみ、当日は野菜と「とよっぴー」の頒布で参加しました。当日は、餅つきや抽選会、マグロの解体などがあり、過去に比較して多くの方が訪れ、賑わった行事となりました。
 「継続は力」という言葉があります。地元の関係者の多くが係わり、広がりを感じさせた行事でした。ちなみに野菜もほぼ完売でした。

12/6(火) 「とよっぴー祭り」反省会 18:00〜20:00 第6回「とよっぴー祭り」の反省会を福祉会館で開きました。当日は32人の出席があり、簡単な献立料理をいただきながら、祭りの感想を思い思いに語り、和気あいあいのうちに終了しました。

 当日は、特別に「とよっぴー農園」で残った野菜類のビンゴゲームも行い、交流も深めました。

 来年は、緑と食品のリサイクルプラザが開設して10年となります。祭りを実施するかまだ決めていませんが、「とよっぴー」のさらなる定着へ、何らかの行事を行うこととなるでしょう。

12/8(木) 「都市で学ぶ農楽講座」(第15講) 13:30〜16:00 有機栽培に造詣の深い能勢町の尾崎 零さんを招いて「農業者が語る農への夢と期待」と題した講演を受けました。
 もともと、生き方がしっかりされており、社会を常に洞察されながら、対応していく自立的精神の旺盛な方ですので、非常に奥行きのある話がなされました。
 とくに、自立の時代に中で、時代に抗して対応能力を備えることが重要であり、他方で、社会貢献がキーワードになってきたことを考えると、自力農業が必要である時代を間違いなく向かえると語られたのが印象的でした。
 来年には、もう一度講演を受ける予定です。

12/9(金)・10(土) 「しみん環境展2011」 10:00〜16:00 例年、市民会館で行っていた行事ですが、場所を豊島体育館に替えて実施されました。
 当NPOは、「農と食のコーナ」を開設し、脱穀機、籾摺り機、チップ機を持ち込んで実演を行うなど、食と農の大切さをアピールしました。また、10日(土)には野菜などの頒布も行い好評のうちに完売しました。
 体育館という展示には最も適した場所ですが、暖房が入らないため、底冷えする中でスッフは大変でした。
 でも、9日(金)には市内の小学生が900人近く来館して、元気な声が響く環境展でした。

12/1(木)及び12/5(月) 若者による農業分野チャレンジ事業の懇談会 両日、市内の農家で就労する4人と就労先農家との懇談会を実施しました。5月から始まった事業も、後4カ月となり、この間の就労感想やこの先、事業が終了した後の進路や課題や問題点を出し合うため実施したものです。
 
 感想としては夏の暑さより、寒い方が手のあかぎれなどで大変なことや、大分慣れたものの、まだまだ独り立ちにはいかないことが率直に語られました。

 折角の事業です。成果を生むため今後も協働して取り組むことを確認しました。