環境に優しいむらづくり(淡路市生田)

今日は1月17日、あの阪神・淡路大震災から早いもので17年となりました。
毎年この日になると、犠牲になられた方の分までしっかり頑張らないかん、と心が引き締まるのを感じます。
また、去年の東日本大震災から初めての1.17ということで、改めて人と人との「絆」などにも思いをはせたいと思います。
犠牲となられました皆さまのご冥福を改めてお祈りいたします。

ということで、今日は兵庫県南部地震の震源地「野島断層」にほど近い旧北淡町、淡路市生田地区の話題をお届けします。

これまでもたびたび取り上げてきた「そばカフェ生田村」。
旧生田保育所を改修して去年4月にオープンして以来、地元産のそば粉を使った手打ちそばがいただける人気スポットとしてすっかり定着してきました。
実はこちらのそばカフェ、「環境に優しい施設運営を」ということで太陽光パネルを設置するとともに、暖房用に薪ストーブを採用しています。
先日おうかがいした際もこのように赤々と暖炉に火が入っていました。
見ていてほっと心が癒されますね。

ちなみに、昨年末には暖炉の横にクリスマスツリーも飾られていました。
これだけ見ると、「北淡」というより、「北欧」さながらですね。

さて、生田地区では、かつて地域にたくさんあった水車小屋の復活を目指しています。
「水車小屋はこの辺かなぁ」
「となると、取水口から水車までの高低差は5メートル!」
図面上の打ち合わせだけではイメージが高まらないので、現場測量も行いました。

この水車小屋ですが、「小水力発電ができないか」という構想もあがっています。
昨年末にはご高齢の参加者も多い中、何と信州馬籠まで夜行日帰り(%雷%)(%車%)弾丸バス視察を敢行するなど、精力的な検討が進められています。

東日本大震災で改めて見直されている「環境にやさしい」むらづくり。
太陽光発電、薪ストーブに小水力発電…水車のようにゆっくりですが着実に回り始めた生田の取組、要注目です。

 え〜やん