★ “落ち葉”を生かして土づくり・・ ★
おうちの近くにある市のミニ公園・瀬川緑地のボランティアによるおそうじで掃き集めた“落ち葉”をもらって、お庭の土づくりをしている方がいるとの情報が・・。
その名村さん(箕面市瀬川2丁目)に、早速インタビュー・・。
【写真】瀬川緑地=大きっな桜があり、落ち葉もたくさんそう・・。
★ お庭に穴を掘って・・ ★
お宅へうかがい、まずお庭へ・・。
「20〜30袋の“落ち葉”に、買ってきた牛ふんなどを混ぜて庭に穴を掘って埋めました」
「家を建て替えた時に、庭に入れた土がよくなかったので、“落ち葉”で土づくりをやってます」
【写真】中央が“落ち葉”を埋めた所だそうです(名村さんのお宅のお庭で)。
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★ 市内での先進例! ★
“落ち葉”を土の中に埋めとくと、数か月後にはふっかふっかの黒い「腐葉土(ふようど)」に生まれ変わります。
その際に、牛ふんなどを混ぜると「堆肥(たいひ)」になります。
いずれも草木の生育にとてもいい土壌を作ります。
箕面市の公園課で聞くと、意外にも「市内の公園で“落ち葉”で腐葉土づくりなどをやってるところはないです」との答え。
ということは、名村さんは、箕面市で最も進んだ取組をされてるのですね!
【写真】名村さんは「7〜8年前から時々やってたが、本格的には去年の秋から・・」と語ります。
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★ 分別した“落ち葉”は、「資源」 ★
今、多くの公園では、市に登録した市民組織がみんなでおそうじした“落ち葉”をビニーに袋に詰め、これを市の収集車が集め勝尾寺の東の山奥のクリーンセンター(清掃工場)まで運び、「ゴミ」として燃やします。
空気の多い“落ち葉”を遠くまで運ぶのに人手とガソリンとをたくさん使い、どうみても非効率で環境にもよくない・・。
【写真】集められた“落ち葉”の袋(阿比太(あびた)公園(箕面市桜ヶ丘1丁目)で)。 これを燃やすのは「もったいない」
名村さんは、言います。
「(腐葉土づくりなどに使うには、空缶などの)ゴミを入れずに“落ち葉”だけの分別が大切・・」
なるほど、“落ち葉”も「分ければ、資源」なのですね。
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