未来はわたしのもの 草間 弥生の詩より

心のかぎりの愛のしずくの中で
未来をも夢見て
花咲ける今の心は孤独に打ちのめされても
わたしは芸術の盾を持って
もっともっと人間としてのぼりつめていきたい

宇宙の果ての果てまで
心の高揚にすがりついて
生きて生きていきたいと祈る

 (草間さんの詩より)

 大阪の美術館で83歳の草間さんの絵とオブジェと詩にであった
 つきぬける強烈な火花と虚しさが自分の中で
 ゆさぶられているような不安定な気分になった
 感動というのとはちがう感覚だった