ビオライフ倶楽部の会員さんの作品「抹茶とわさび饅頭」です。

ビオライフ倶楽部の会員さんの作品です。

抹茶の効用

近年、北米では抹茶を健康食品(機能性食品)として扱う人が増えています。 朝のランニング前に必要なエネルギーや脂肪燃焼を促すため、抹茶を水で溶いた抹茶アイス グリーンティーや抹茶入りミックスジュースを飲む人もいます。

どうして「抹茶」なの?

 緑茶にはカラダに良い成分が豊富に含まれています。しかし、これらの中には水に溶けにくいものもあります。β-カロチン、ビタミンE、食物繊維などがそうです。
 普通は、緑茶をお湯で煎じて飲みますが、これでは水に溶けにくい成分は茶葉に残ったままで、体内に摂取することができません。

 ※実際、お茶からお湯に溶け出す栄養素はわずか数%と言われています。
これらの成分を茶葉に残したまま捨てるのは非常にもったいないと思いませんか?
 そこで当社では、緑茶の優れた栄養素を残さず摂るためにも、抹茶を飲むことをお勧めしています。

 抹茶は、緑茶の一番茶を臼でひいて粉にしたものですから、この粉末を溶かして飲めば、茶葉に含まれる豊富で良質な栄養素を丸ごと摂ることができます。
 特に抹茶は、煎茶や玉露などに比べてβ-カロチンが豊富に含まれており、抹茶はβ-カロチンの宝庫といえます。

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 お召し上がり目安

 1日のお召し上がり目安は3g(小さじすりきり2杯程度)です。
温かいお茶で飲む場合は、カテキン・ビタミンCなどの栄養素を熱で壊さないように、ぬるめ(45℃以下)のお湯に溶かしてお飲み下さい。 簡単な茶食抹茶のつくり方はこちら

この他に、抹茶はお菓子や飲み物、おかずなど様々なアイディア料理に活用できます。中でもお勧めなのが、免疫力向上効果のある低温殺菌牛乳で作る「抹茶ミルク」です。

作り方は簡単。ミルサーに抹茶と低温殺菌牛乳を入れて、3秒ほどかき回すだけです。
※お好みで砂糖やハチミツを加えると、抹茶の苦手なお子様にも喜んで飲んでいただけます。

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 ただし、腎臓病、現在透析をされている人、クレアチニンの数値が1.7以上の方は抹茶はお控えください。

 腎臓は、体内の水分や塩分量を調節するほか、血液中の不要なものをろ過して尿へ排出する働きを持っています。

 抹茶には、特にカリウムが多く含まれているのですが、腎臓の機能が低下すると余分なカリウムを排出することができなくなり、血液中のカリウムが増加することがあります。→高カリウム血症

 カリウムの増加は不整脈を起こしたり、心臓が停止する危険もあります。
 また、健康な方も1日の摂取目安を守り、摂りすぎには注意しましょう。

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 抹茶の素敵なミニ知識

抹茶はお湯を注いで混ぜるだけのとっても手軽な飲み物です。作法などは気にせず、
おいしく楽しく飲めればよいと思います。

大切なお客様に、お茶菓子をつけておもてなしをしたら喜ばれるのではないでしょうか?その際にちょっとステキに見える抹茶のポイントを紹介します。
 ①お茶菓子を先にお出ししてから抹茶を出す。
 ②お茶菓子は懐紙にのせる。
※懐紙とは和紙を折ったもので、とても安く手に入ります。
折る時は右上に折り上げましょう。

また、逆に折ると「弔事」を表すことになります。