寒風の中、甘い香りで咲く花 〜 ロウバイ/ 箕面市 新稲村で

寒波到来!
 お天気はよかったのですが、冷たい風を顔に受けつつ散歩中・・、
季節はずれの“甘い香り”が、ほのかに??

 のぞくと、木陰の向こうの畑で、ロウバイ(蝋梅)が満開!。

 ロウバイは、12月〜2月開花という−正真正銘“真冬の花”。

ロウ(蝋)が染み込んだような 黄色の半透明の花びら・・。
 珍しい質感の花びらです。

 江戸時代の初め頃に中国から渡来したという花のせ〜か、何となく中華風イメージ・・と思いませんか。

甘い香りは、冬に虫を誘うため・・といいます(虫媒花)。
 真冬に咲く花もエライ!が、真冬に来る虫もエライ!

 でも風が吹いてたせいか−虫は見かけませんでした。
 どんな虫が来てるのかな〜?。

 場所は、冬でもあちこちに花が咲く里−箕面市新稲(にいな)の村はずれ、村のシンボル“一本杉”の北側あたりの畑・・(香りで探してみてください)。

ロウバイは、お正月用などに出荷されてます(【写真】上側に積まれているのが、ロウバイ。昨年12/18に新稲で撮影)。
 お花づくりが今でも農業として成り立っているのば、うれしいかぎりですね。

 こうした“花の里”“農の里”を抱える都市であること、
この村では今でも専業農家ががんばっていることは、
箕面が持つ“みどり色の輝き”の一つですね。

※ 出荷用以外のロウバイ(上の3つ)は、1/25に撮影。