Rという小学2年生の女の子がいました。
その子は一風変わっていて、集団に馴染めず、友達の輪からはずれ
いつも一人で遊んでいる子どもでした。

ある参観日、同じクラスで同じ班のHのお母さんYと仲良くなりました。
その日から、時々Hの家に遊びに行くようになりました。
Hが友達の家に行って留守の時も、Hの部屋で一人でマンガを読んで、
お母さんのYとおしゃべりをしていました。

YはRを不思議な子だなぁと思いながらも、時々やってくるRと
おしゃべりすることを楽しみにしていました。

(つづく)