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邦画「ALWAYS 3丁目の夕日」を見ました。

昭和33年という時代設定のわりには、
「え〜〜。こんなに古臭かったの?」
と、驚きでした。。

人情味あふれた家族愛のかたちが、いくつも出てきていました。

駄菓子やさん、銀座4丁目の交差点・・などが、下町の商店街に住む人たちの
視点だからか、ほんとうかな〜というかんじでかえって新鮮でした。

それぞれ家族のストーリーが印象的なのですが、三浦友和の扮する
まち医者が、飲み屋で一杯飲んで家族のお土産に焼き鳥を買って帰り、
かわいい娘と奥さんと楽しく食べているほのぼのシーン。

実は、それはまち医者の幻影で、13年前の空襲ですでに奥さんと娘は亡くなっていて、酔っ払った彼がタヌキに化かされていた?・・というところが、妙に心に残りました。泣けました。

なんの血のつながりもないのにひょんなことから育てることになった子供が、
実の父親が大金持ちである日迎えに来てひきとられ(むかしよくありがちなストーリー)、お礼の手紙を育ての親に残していくところ、その手紙がよい・・・と友達はいっていましたが。

まぁ、こっちがハイライトなのでしょう。。

かけひきのない愛、ただの純朴な家族愛・・がテーマ。

久しぶりにほのぼのした映画でした。