編集長の母親の死に伴う通夜や葬儀がありましたが、
バタバタの中、版下データーをそろえ、
昨日、印刷屋に渡すことができました。
予定より1週間遅れ。
事態に備え、早めに予定日を設定していたのがよかったのでしょう、
例年よりは3日ほど早い出稿でした。

Vol.40に登場する「100歳の肖像」は、
80代といっても通用する表情豊かな方。
歩いて美容院にカットに行き、俳句をたしなみ、
俳句による一代記の出版を夢見ておられます。

特別インタビューは灘中高の元名物国語教師、
橋本武さん。文部省選定の教科書を使わず、
中勘助作の「銀の匙」を教材に、古典のグループ研究などを、
生徒にやらせた先生です
(このあたりは、黒岩祐治氏の『恩師の条件』に詳しい)。
私たちは、93歳の橋本氏の「男の一人暮らし」に焦点を当て、
氏の作る短歌から心のありようを探ってみました。

施設訪問では高槻にある「NPO法人 きらら」の訪問記。
自分たちの老後のために作ったグループハウスを、
今は、高齢者のためのグループホーム、シニアサロンとして解放し、
地域の集い場として活用されています。
にっち倶楽部がやりたいと夢見ている活動をされていて、
参考になりました。

その他、老老介護の日々を和歌で綴り、話題になった進藤てる子さん
(「げんきKOBE」さんから紹介を受けました。感謝)、
恋愛博士として活躍している甲南大学教授の上村くにこさんと、
彼女をアカデミックな世界から引っ張り出した編集者の今津朋子さんコンビ、

等など、40号も盛りだくさんです。
1月15日には、ジュンク堂に並ぶと思いますので、
ぜひ、買って読んでみてください!
にっち倶楽部へ、直接お申し込みいただいても、
もちろん、OKです!