新聞とテレビ局の記者の方が相次いでお見えになった昨日。
私はいつも、一方的に取材を受けるのはつまらないので、
その記者の個人的な思いや関心を逆取材しちゃいます(%ニコ女%)
情報もいただいたりして、私にとってもとても新鮮で、有意義な時間(%星%)

(%音符1%)(%音符2%)(%音符2%) (%音符1%)(%音符2%)(%音符2%)

マスメディアのお陰で私たちは、様々な情報を得ることができます。
しかし、顔の見えない不特定多数の相手(マス)に流される情報は、
受け取った個人の中で、独り歩きし、新たな問題を生むことが多々あります。
そして、報道による二次被害も忘れてはなりません。

「専門家」という立場の人は、マスメディアの情報の根拠としておおいに活用されています。
キララは発足当初より、マスメディアの取材には極力協力して参りました。
NPOとして事業展開している限りは、それも大きな役目、啓発の一環だと思うからです。
しかし、「専門家」という立場の人間が発する言葉、表現は、非常に影響力が大きく、
有益なことばかりではありません。
専門家はマスメディアに登場する以上、自らが持つ影響力を自覚し、常に自戒し、
その「重さ」を引き受け、耐えねばならないのです。
そして、「独り歩き」と「二次被害」を避ける最大限の努力も必要ではないかと思うのです。

そしてそれは、マスメディアだけでなく、インターネットでの情報(ブログも)にも言えることです。
こちらは、専門家より、シロウトからの情報の影響がコワイ(%痛い女%)
キララには、専門家以外の人が運営しているサイトやブログでの情報に右往左往されて、
混乱して相談にお見えになる方が少なくありません。
子どもも、大人もです。

クリスマス気分から醒め、情報を発信することの難しさを考えた一日でした。
事件や事故の被害者への取材で、記者のお行儀が悪いことはたびたび言われていますが、
記者にも丁寧に取材をされ、真摯に伝えようとされる方は少なくありません。
取材をする側と受ける側の思いが一致した時、とっても良質な情報が出来上がります。
大事なのは、やはり信頼関係なのですね(%ハート%)