今日は個人の技術を一番のテーマに練習を行いました。寒い時期で、ケガや風邪が多くなりがちですが、そういう中でアップでの体を温める事は非常に重要です。練習前にも時間があればストレッチをして、アップ前に体を動かしていれば、さらに高い質の動きも出来ると思う。姿勢は良くなってきたので、その上を目指してほしい。それは『全身使う意識を持つ』事。最低限の動きではなく、出来る限りの動きをしてほしい。あくまでアップなのだから、全身を動かしておけばその後の練習に生きてくるはず。意識していこう!!
基礎も、個人技術の中では最も重要です。サッカーの基本技術は『止める・見る・蹴る』です。この基礎には全部の要素が入っている。でも、意識しなければ『見る』に関しては出来ていない子もいる。常に周りを見るクセをつけていこう。基礎の大切さは試合でミスした時に一番気付くはず。だから練習からその試合をイメージしながらやればもっと成果が出てくると思う。勉強でもそう!基礎なしに100点は取れない(%怒る男%) もっと基礎の深さと意味を理解しよう!!
個人のテーマと言う事で、1対1をしました。うちのチームは1対1でも勝負しないで『逃げる』子が多い。少し相手のプレッシャーを受けただけでパスをしてしまう。これは相手にしたら怖さがない。相手にとって嫌なのは(自分が相手をしてて嫌なのは)キープがしっかり出来る選手だと思う。ファールをもらうというのは『一つの技』でもある。うちはやはり、キープで言うと前の園崎くん、川口くん、豊貴くんがファールをもらう数が多い。これは相手が我慢できずに当たってしまうからで、キープがうまいと言える。だから、全員がまずは自分のボールに責任を持って失わないようにするのが大事です。味方と本気でやりあう事で個々の成果は変わってくるでしょう(%王冠%)
1対1の延長で、2対1をしました。大きなパスをしない事を条件とし、必ず見える位置にボールのない子が顔を出すように意識しました。『味方を助ける』為に、見える位置へ動き、もらう声を出す。これを繰り返す中で、『どこでならもらえるか?』を気付いてほしい。フリーの状態とプレッシャーを受けた状態では視野は絶対に違う。それを理解し、キープして苦しんでる味方を助けるにはどうすればいいかをしっかりと考えてほしいと思う。
最後は2対2をしました。これはパスの大きさには制限なしで、逆に大きな動きでいかに味方を助けられるかが大事でした。その中で、1対1、2対1でしてきた事がいかに意識出来るかが重要です。せっかくキープの練習をしたのに、パスばかり考えていてはそれまでの練習の意味がない。まずは一人で持てるだけ持つようにしたい。その中で、もう一人は『もらえるまで動き、声を出す』のと、守備は『楽が出来るように声を出す』事が練習の大きなテーマ。自分だけがしんどいのではない。一緒にがんばる気持ちで、お互いに声を出し合うようにならないといけない!!
今日は最後にしんどい中、ダッシュをしました。これは昨日言った『校則違反」』への連帯責任です(%怒る男%) サッカーだけでなく、自分一人の身勝手な行動で全員に迷惑をかける痛みを分かってほしい。こういう気持ちを変えていかないとチームは足を引っ張り合うし、その子の為にもならない!これを機に反省してがんばればそれは無意味にはならない。やってしまった事はどうしようもない。それを取り返す努力を人より多くすればいいのだ。もう今までの意識ではその子は成果は出ない。でも、一緒に苦しい事をがんばる仲間がここにはいる。そんな信用してくれている仲間を大事にしょう!みんな、自分以外を信じているはずだ。だから裏切らないようにしよう!!それが『チーム』だ!!