今日は、朝の7時から家を出て市位監督と二人で指導資格講習会に参加しました。年々子供のレベルは大きく上がっているし、僕達指導者も、やはり常に勉強をしながら指導をしていく事が大事です!丸一日、実技と講習をする中で多くのものを得る事が出来ました(%笑う男%)
最初は100人の参加予定でしたが、大幅に増えて200人近くにもなったので、急遽予定が変更になり、半分ずつに分かれて講義と実技を行いました(%ショック男%) コーチは午前に講義を受けました。ここでは、滝川第二高校の黒田監督からのお話がメインで、『指導者のあるべき姿』を最初にたくさん言われました。その中には、『最低限、子供よりも誰よりも一番にグランドへ行き、一番最後に帰る最低限の情熱、熱意がないと指導者失格だ』とおっしゃられました。これは、自分も心掛けている事だし、なるほど!と改めて思いました(%ニコ男%) きちんと挨拶もし、将来滝二にも選手を出したい、入りたいと思う子を見て欲しいと話も聞いていただき、快くOKしてもらえました!!(%笑う男%)
昼食を食べて午後は実技でした。今日のテーマは『ストライカー養成』でした(%ニヤ男%) シュートまでの形やDFとの駆け引きなどを細かくやりました。理論の中でどうしないといけないか?とか何故そうなるのか?などを改めて聞かれたりすると難しいものでした。普段は子供に対し『なんでそんなんするんだ!!』みたいな声をたまに聞きますが、ここではその『なんで?』を教える為に必要な知識を学びます!年配の方もたくさんおられましたが、みんな体が動かない分しっかり頭を使ってやっていました(%ニコ男%)
普段はこんな大人がかしこまって話を聞く場はそんなに見ないものです!でも、兵庫県の、または自分のチームを良くしたいコーチがこんなにいると言う事です(%王冠%) こういう機会はものすごく大きな刺激を受けます。こんなにがんばっている人達がたくさんいるんだなぁ〜と実感しました(%笑う男%) まずは、やはり初めて会う人ばかりだからしっかりコミュニケーションを取る練習から入り、自分を出し、相手を受け入れる。恥ずかしがっていては自分を出せないままになるので、最初から声を出し、すぐに雰囲気に入りました。普段から子供に言ってる事は責任持って自分が身をもって実践しました!!(%笑う男%)
単に『シュート』と言っても待ってるだけではチャンスはきません!そこが今日のストライカーと言うこだわったテーマなのです。だから、もらう前にしっかり周りを見るとか、相手とボールを両方見るとか、簡単な基礎から発展させて最終的にはきちんと相手をかわしてからシュートする実践練習までいきました。すごいのは、適当な指導者は『はい!シュートやれ』と言うだけで、狙い、意味なんてなかったりする。でも、今日のような指導資格の場では『そこに何があるのか?』『この練習は何を意味するのか?』が明確に表れています!そこが大きな差なんです。単に、サッカーをしてたからコーチしているような人では『だいたい』は分かってもこの明確な『意味』を子供には伝えられないと思う。だからこそ、指導者も勉強は必要なんだと思う。
これは、最後にヴィッセルのコーチ陣と撮ってもらった写真です(%笑う男%) 指導のプロに囲まれると身が引き締まる思いでした(%笑う男%)
今日はとても有意義な時間でした(%ニコ男%) と、同時にたくさん考えさせられました。これだけたくさんの人がサッカーに対して本気なのが分かった。こうして時間を多く費やしてまで勉強する姿勢はきっと子供に反映されると思う。でも、知識なしに部活を教え、現場ではたばこを吸う、練習には出てこない、メニューは子供に任せる。そんな指導者だってたくさんいる。みなさんはどうお考えですか??それが『子供の為』なんですか?人を教えるにあたって一番大事なのは『情熱や熱意』ではないですか?子供の為に費やす時間や関わってくれる時間の多さは大事ではないでしょうか?今日みたいな講義は全指導者が受けるべきだと思う。『人のフリ見て我がフリ直せ』と言葉があります。たくさんの人の考えを聞いたり見たりする事で自分にないものを見つけられる。今日、言われた言葉の中に、『指導者になると自分を注意してくれる人は少なくなる』と。まさしくそうです。子供は先生やコーチに不満があっても言いません、言えません。だから自分の良さや悪さに気付く機会がないのです。今日、コーチ自身、自分に足りないものや周りのすごい人を見て、改めてがんばろうと思いました。コーチの情熱が消えなければ子供は付いてくる。コーチが楽しさを知っていれば、子供は楽しさを忘れない。いい言葉です。これを大事にして、今日からまた情熱燃やしてがんばります!!!!