今日は、『楽しむ』事をテーマにしたいと思います。(%笑う男%)(%ニコ男%)(%ニコ女%)
コーチは高校の時、体育科という事で、体の事やサッカーの専門的な事をいろいろ学んだ(%ニコ男%) 高校から真剣にサッカー対して取り組んでいたので練習だけでなく、食べ物の事とかメンタル面の授業も好きでした。その中で印象に残っているのがいくつかあって、今日はその中の『バーンアウト症候群』と言うのを紹介したいと思います(%ニヤ男%)
いきなり難しい言葉ですが、日本語にすると『燃え尽き症候群』という意味です。燃え尽きた‥という言葉は聞いた事があると思います。火曜日の走力でも、経験した子がいるかもしれません(%ニヤ男%) でも、これは体力が燃え尽きる事ではなく、気持ちのほうが燃え尽きる症状です。よくあるのが、中学から高校、高校から大学、社会人に上がった頃に多く出ます。1年生からスタートし、がんばって3年生まで積み上げた事が、一旦リセットされてまた1年生からスタートします。この時期に、『もういいわ‥』となる子が多いのです(%ショボ男%) 特に傾向として多いのが、小学校、中学校の気持ちの面で未熟なうちに専門的な知識を叩き込まれ過ぎて、頭の中がパンクしている子が多いのです(%痛い男%) これは、スポーツに限らず、勉強でも同じです!自分が楽しいと感じない事を『しないといけないから』だけの気持ちでやっていると、先でこういう結果になります(%ショボ男%) 小学校、中学校で全国大会に出た子が高校や社会人でも同じように活躍している子ってかなり少ないんです、実は‥。成長のピークを、気持ちも体も出来ていない時に持っていくと子供は本当にパンクします(%痛い男%) 成長するには、がんばる事は絶対不可欠!でも、指導する側が押し付けたり、本人が楽しさを感じなくなったら『危険』だと思います(%涙%)
今週のミーティングでは、『好きな気持ちを持った子が最後には残る』とみんなにも話をしました。この僕の指導している中学生は夢を持ってがんばる時期だけど体も気持ちも一人前ではありません。その状態の子供に対し『俺の言う通りにやれ!』と押し付けるのは将来への大きなマイナスとなります。僕も選手をしながら経験を元に指導していて、やはり『好きだからもっとしたい!』と思い続ける事が一番大事であると感じました。特に、中学生の年代には絶対に『楽しさ』を心の中に感じさせる事、その余裕を作る事が必要だと思います。オンとオフの切り替えを大事にし、真剣にやる時はやる。でも、年末のゲーム大会のように楽しむ時は楽しむ。そういうメリハリがいると思う。どんな瞬間でもいい。『あ〜サッカーって面白いなぁ〜(%笑う男%)』と思える時が今みんなにありますか??なかったら、コーチの指導が悪いと思うし、反省したいと思う。でも、常にコーチの頭の中にはこの『余裕を持たす』事がある。だから、結果も出なくてイライラされる父兄もおられるかもしれませんが、悔しいと思ったら子供自身ががんばります。悔しさまで押し付けるのはおかしい事ですから‥。この年代で、結果重視をすれば、きっと『バーンアウト症候群』になる子がたくさん出ます(%痛い男%) これは、心の病気みたいなものですから、体を壊すよりも辛いです。その時だけの結果を求めない事。それは指導に大切な事です。コーチとしての役目は卒業時に、個々のレベルで満足させてやる事と、『もっと先でもサッカーを続けたい』という想いを潰さない事だと思います。今、自主練習の時間を多くしているのも、『心に余裕を持たす』事が最大の狙いです。個々の課題を個々で考え、練習する。成果を自分で出し、喜ぶ事をさせてあげたいのです。見守る事とは『我慢』が必要です。でも、子供の夢見る力と追う力を最大限に伸ばしてあげるには『心に余裕』を持たす事です。ガチガチの指導は子供の体も気持ちも潰します。 好きな気持ちがなければ努力もしません。好きな気持ちを忘れずに、しんどい事もがんばれる選手をこれからも育てていけたらな、と思います(%笑う男%)
みんな、サッカー好きですか???(%笑う男%)(%笑う男%)(%笑う男%)