シンポジウム「こわさないで!!子どもの育ち」は盛会のうちに閉会しました

2/5(日)冷え込んだ東京でしたが、早稲田大学の会議室は朝から熱気に包まれました。
200名定員の会場がいっぱいになり、後から入ってくる方には新たに椅子を用意するほど。
山形県から宮崎県まで、全国から、子ども関連のさまざまなジャンルの来場者が集まりました。みなさん熱い思いを持ちながら、学ぼうという意欲が伝わる姿で、午前午後と大変内容の濃い一日となりました。

 午前のトライアングル・トークでは、牟田代表が“コミュニティの大切さや子どもが自ら発見することの重要性”、佐々木正美さんから“乳児期に他者への共感性と信頼性が育まれるようす”、門脇厚司さんが“社会力=人と人がつながって社会を作っていくこと”について、専門性豊かに語りました。
 
そこへ、天野秀昭さんと喜多明人さんが合流!天野さんは、子どもが大人のミニチュアであることを求められる今の社会に異を唱え、“子どもが子どもらしく生きる”社会のあり方を提唱。喜多さんは、川崎市のフリースペース活動の成果を事例にあげながら、“子どものいい面をもっと見よう”と呼びかけました。

午後は5つの分科会(①子育てに手遅れはない!②子ども参画のファシリテート③子どもの体験と育つ力④実戦!指定管理者になれるコツ⑤実戦!子どもNPOマネジメント)に分かれて、それぞれ実践や質疑応答、ワークショップなどが活発に行われました。

その後の全体会では、各分科会の報告があり、どこも時間が足りないと嘆くほど熱気にあふれた1日でした。

交流会にも、50名以上の参加者が残ってくださり、この場で新しい「つながり」が生まれたことと思います。明日への励みに、活動のヒントに、おみやげを持ち帰っていただけたのではないでしょうか。

今回の報告書を作成します。ご希望の方は、日本子どもNPOセンター事務局までお問合せ下さい!
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