ふるさとが恋しくなったら、これ!

砂町銀座紹介2。
故郷から遠く離れた東京の空の下で、お袋の味が恋しくなる〜。
そんなときこそ、砂町銀座に行くべきです!
ここには、心が温まる手づくりで、しかも安いお惣菜がどっさりあります。
中でも、銀座通りのほぼ真ん中にある、この染谷食品。
佃煮や漬け物、煮物など、何でもござれのお店です。

スナマチスト(砂町を愛している人)が10人いたら、このお店で好きなものが10通りは出てくるでしょう。いなごの佃煮や、きんぴら、卯の花等々それぞれ好みがありますが、中でも人気なのが、このジャガイモの煮物。

で、私の絶対はずせないお勧めといえば、これ。
ちょっと写真がぼけてますが、ピーナッツ味噌です。
普通ピーナッツ味噌といえば、水あめが入っていますが、これには入っていません。
そこが、いいとこ。甘さがなくて味噌とピーナツが絶妙に絡み合う。口の中でやわらかさと硬さがちょうどいい具合に混ざるんです(いいたいこと、わかります?)
水あめが入ってないので、冷蔵庫においていても固まりません。
そう、うちの田舎で母親が作ってくれたものに、よく似てるんです。
この何日間か売ってないので、ちょっとさびしい。

砂町銀座の中でもかなり古い店で、戦後の復興を、支えてきたお店の一つだそうです。
今は、その息子さんたちがメインで働いていますが、そっくりなご兄弟が店に出ているのが、また、何ともいいんです。
やっぱり、こういうお惣菜屋さんの味って、店の人のキャラクターが最後の隠し味なんですよね。
ぜひ、お試しあれ!