子ども・子育て応援プランは、子どもが、健康に育つ社会/子どもを産み育てることに喜びを感じることが出来る社会への転換が、どのように進んでいるのかが、わかるよう概ね10年後を展望した目指すべき社会の姿を掲げて、この五年間に重点的に取り組む施策について述べているものである。(策定の趣旨より抜粋)
「ほんとかな〜」「ちっともそんな方向に向かっているようには、感じられな〜い」等のつぶやきをもらした方、せっかく国が、そういった方向を目指しますと言ってくれているのですから、この際チャンスと捕らえてみませんか?でも、誰かが何とかしてくれると思っていてはいけないと思うんです。今まで、「主婦」という立場から、身近な問題として、家事育児について井戸端会議以外のところ(公の場)に向かって、意見を言えるようなチャンスや、そういった雰囲気が、私たちごくごく普通の人(一介の主婦)にはなかったように思います。でも最近公の席で子育てについて、何か言わなければならない立場の人(○○代表みたいな・・・・)が、子育てサロンにいらしている利用者さん(ママ会員さん)に「是非日ごろ思っていることを聞かせてください」等と言って、お話を聞きにいらっしゃる機会がありました。こういった機会に触れることで、ママたちも、「社会をより良い方向に変えていくのは、他人ではなく自分たちもそのうちの一人なんだ」と実感できました。
さて、子ども・子育て応援プランの概要ですが、
4つの重点課題を
1若者の自立と、たくましい子どもの育ち
2仕事と家庭の両立支援と働き方の見直し
3生命の大切さ、家庭の役割などについての理解
4子育ての新たな支え合いと連帯・・・・・・としています
また、目指すべき社会の姿の例として、
◎若者が、意欲を持って就業し経済的にも自立
◎各種体験活動機会が充実し多くの子どもが様々な体験を持つことが出来る
◎希望するもの全てが安心して育児休業などを取得
◎男性も家庭でしっかりと子どもに向き合う時間が持てる
◎働き方を見直し多様な人材の効果的な育成活用より労働生産性が上昇し育児期にある男女の長時間労働が是正
◎多くの若者が、子育てに肯定的なイメージを持てる
◎全国どこでも歩いていける場所で、気兼ねなく親子で集って相談や交流ができる
◎全国どこでも保育サービスが利用できる
◎児童虐待で子どもが命を落とすことがない社会をつくる
◎妊産婦や乳幼児連れの人が安心して外出できる
・・・・・などがあがっています。
平成21年度までの5年間に講ずる施策と目標の例として、
■若年者トライアル雇用の積極的活用
■全国の小中高においていってい期間のまとまった体験活動の実施
■ 企業の行動計画の策定・実施の支援と好事例の普及
■ 個々人の生活等に配慮した労働時間の設定改善に向けた労使の自主的取組の推進、仕事と生活の調和キャンペーンの推進
■ 保育所、児童館、保健センター等において中・高校生が乳幼児とふれあう機会を提供
■ 全国の中・高等学校において、子育て理解教育を推進
■ 地域の子育て支援の拠点づくり(市町村の行動計画目標の実現)
■ 待機児童ゼロ作戦のさらなる展開(待機児童が多い95市町村における重点的な整備)
■ 児童虐待防止ネットワークの設置
■ 子育てバリアフリーの推進(建築物、公共交通機関及び公共施設等の段差解消、バリアフリーマップの作成)
・・・・・・・・とあります。
今後、本計画に基づき夢と希望にあふれる若者が育まれ、家庭を築き安心と喜びを持って、子育てに当たっていくことを社会全体で応援する環境が整ってきたと言う実感が持てるよう、内容や、効果を評価しながら政府を挙げて取り組みを強力に進めていく(同上抜粋の続き)
21年度が幕を閉じたときに「実感が持てる環境」になっているように、今私たちが出来ることをちゃんとしていかなくっちゃ!と思う今日この頃です。まずは、新聞や、自治体からくる市(区)報に目を通して、おかしなことになってないか鵜呑みにせずに、自分の意見をちゃんと持とう。そのためには、「わか〜んな〜い」なんて言ってられない。少し勉強することも大切。参加できる会合に出向いてオクサズ意見を述べよう!「そんなことムリ!」な人は、この記事にメールを送ろう。まずは、思っている事をあなたの言葉で表現してみよう。君ならできる。きっと大丈夫。母は強し。父も強し。じーじもばーばもお孫ちゃんのためなら頑張れる。
以上小金井の高橋 雅栄がお送りいたしました。(%笑う女%)(%笑う女%)(%笑う女%)