『かんじき』は“かかと”がかんじん

2月10から12日までの3日間、第4回スノーバスターズが行なわれました。今回は高校生から社会人の方まで、10名のボランティアが参加しました。

 作業日は久しぶりの晴天で、雪もだいぶ溶け、十日町市の「雪の壁」も低くなっていました。それでも多いところは道路わきに4メートルの雪の壁がそびえ立っていました。

 今回の作業では中条仮設住宅の雪堀り、民家や車庫の屋根から落ちた雪を運ぶ作業を行ないました。初めての『かんじき』はもちろん、なかには初めてスコップを持った大学生や、雪国出身の雪かき名人が地元の方と協力しながら一生懸命作業を行ないました。

 土曜の夜は、ボランティア参加者と地元の方との交流会が行なわれ、いろいろな種類の日本酒を味わいました。今も仮設住宅に住む方に震災当時のお話を聞いたり、十日町の見所を教えてもらいました。
日曜日、参加者はもっと新潟にいたいなと惜しみながらのお別れ。みんな十日町が大好きになって、軽い筋肉痛とともにそれぞれの家に戻っていきました。