最近、「ボラバイト」なる言葉をよく耳にします。言うまでもなく、ボランティア(volunteer)とアルバイト(arbeit)をあわせた造語です。(ボラバイト・コムなど)

同様の言葉に「有償ボランティア」という言葉があります。しかしこの言葉に対しては、無償奉仕こそ美しいと考える旧来の(無償)ボランティアの方々から根強い抵抗があります。そもそも「ボランティア」と言う言葉に無償の意味はなく(『NPO基礎講座』第2章)、私はこんな議論は無意味だとすら思っていました。

そこに「ボラバイト」なる便利な言葉が現れました。これなら旧来の「ボランティア」さんも納得してくれるのではないでしょうか。若者にもなじみやすい言葉です。

しょうまちを立ち上げたのは、私が学生時代につまらないバイトをしていたという反省から、後輩たちには、お金を貰いながら地域社会の役に立つことをしてもらいたいという願いがあります。今のしょうまちはそんな学生の皆さんに支えられています。