保育園の運営、保護者がNPO設立し受託 東京・練馬区

保育園の運営、保護者がNPO設立し受託 東京・練馬区
2006年02月09日08時23分 Asahi.comより抜粋
http://www.asahi.com/life/update/0209/002.html

東京都練馬区が4月から、区立保育園の運営を、園の保護者らが設立した
NPO法人「未来こどもランド」(相沢愛理事長)に委託することを決めた。
委託されるのは石神井町つつじ保育園(園児114人)。公募に応募した
企業や社会福祉法人など8団体から、区の選定委員会が昨年12月、同NPOを
選んだ。区は「実績はないが、運営方針や体制がしっかりしている。
地域住民との協働という視点も評価された」と説明する。

同園の民営化が発表されたのは04年8月。保護者の多くは、民営化や、
業者の選定期間が短いことなどに反対した。 保護者で弁護士でもある相沢さんらが、
有識者や保育関係者から助言を受けて勉強を重ね、「保育の質は自分たちで守る」と
して、昨年9月にNPO法人の認定を受けた。 公立保育園の運営が保護者によるNPOに
委託されるのは極めて異例で、厚生労働省保育課も「聞いたことがない」としている。