教室に入ると、ハーブ(ミント)の心地良い香り。思わずス〜ッとリラックス。山盛りのお花が置かれていて、それを見ただけで心が和んできました。春のお花ということで、お花のカラーはイエロー、オレンジ系がメインで、見ているだけで楽しい気持ちになってきました。
講師は田村先生。お花のような柔らかい、ほんわかしたとても優しい先生でした。
どうすれば生け花が長持ちするのか、また、フラワーアレンジメントの
基本など、興味のあること、知らなかったことがたくさんあり、とても勉強になりした。
しかし、今回は基本を無視して、まずはどこにお花を置きたいのか頭の中で想像して
そこに置けばきれいだな〜。と思う所を想定して作ってください。とのことでした。
日本の「生け花」は植物自体の形を変形させて「形」を作るのですが、フラワーアレンジメントは花の色によって「形」をつくっていくらしいのです。
例えば、テーブルの真ん中に置くのならば、どこの席から見た人も楽しめるように立体的に作っていく。「くるくると回転させて、色々な方向から見ながら作ってくださいね」ということでした。
日本の生け花のイメージは平面的、絵的。床の間に…というイメージがあるけれど、それに比べて、フラワーアレンジメントは生活に密着していて1つのテーブルを囲む人たちが皆、この美しい花達の香りや、色やらを楽しみ 幸せな気持ちになるものなんだな〜。と思いました。また、わざわざお花を買いに行かなくても、お庭に咲いている花で飾りつけても面白いのかなあ。と思いました。
先生は、他にもガーデニングなども教えておられるそうです。興味のある方は、是非 田村優子先生に教えてもらってくださいね〜。
参加者の方々の作品も、とても素敵なものをたくさん作られていました。
そして、同じ花カゴを使って、同じ花を使っても、色々な感性があって、また色々な作品が仕上がっていくのを見ていて本当に楽しかったです。
私も、家に帰って思わず生けてあるお花の水きりなんかをして、母を驚かせてしまいました(笑)お花も生きてるから、大切にお手入れしてあげれば、とっても長生きしますよ。という先生の言葉が心に残りました。そして、私もチャレンジしてみたいなあ。お花のある生活をしてみたいな。と、心から思いました。
by Cana(%星%)