通い湯治10か月その16「馬場温泉、遊木舎・遊佐さん」

今日は東鳴子の「アート人」をもうひとり。
黒湯の日帰り温泉で知られる「馬場温泉」の敷地内に、おもしろいところがあるから行ってみてはと鯉屋・氏家さんに教えられてたずねると、なにやら木のいいにおいが。中から現れた遊佐さんは、一本の木から切り出した椅子やランプ、継ぎ目のないリングやその他たくさんの「作品」を、工房から母屋にいたるまで見せてくれました。また、ここの足湯の建物は文化財に指定され、昨年の「トライク選手権」のおりにはチェック・ポイントのひとつだったとか。

おみやげに槐(えんじゅ)の木でできたペンたてもいただきました。ていねいに樹皮をはぎ、乾燥させてつくったもので、あまりにその木肌が美しいので感心していると「やっから」と。
もったいなくて使えないのでオブジェとして家に飾っています。

(コメント:門脇篤