絵本「稲むらの火」で学ぶ

株式会社損保ジャパン様のご支援により、JENはハンバントタ県津波被災村の子どもたちを対象に、津波防災ワークショップを行っています。このワークショップでは『稲むらの火』絵本を使い、津波が起こる原因と、津波がやってきた時の避難の方法、自分だけで避難するのではなく他の人にも声をかけるなど・・・を学んでいます。

 ワークショップに参加した14歳の男の子、シェハン君からのメッセージです。「僕が住む、マダカティヤ村にも津波がやってきました。津波の日のことは今でも忘れられず、今でも多くの人々が大きな波に飲まれていく怖い夢を見ます。『稲むらの火』を読んで、主人公のおじいさんが自分の財産を捨ててまで村人を救う姿に感動しました。自分のことだけを考えるのではなく人を思う気持ちを忘れずに生きていきたいです。」

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