初めまして。ボランティアのすぎともです。

今回、ボランティアとして初参加のEARTH VISION、
普段は到底知り合う事の出来ない様々な人と交流ができ、
私にとってはとても新鮮な日々でした。

本祭終了後のレセプションで、私が特に気になった作品で、
大賞と取られた「レインボー」の制作者であるシャハダ監督と
お話する事が出来ました。

シャハダ監督はこう言いました
「パレスチナ人にとって、そこで生活する事、それ事体が常に危険な
ものである。彼らは常に危険と隣り合わせの状態で生きているのだ」
と。
シャハダ監督の話を聞いていると、頻繁に
「日本に住んでる方には想像出来ないかも知れないが・・」
という言葉が出てくる。
その言葉を聞き、私はパレスチナの人々の悲しみが、いかに想像を絶するかを
思い知らされた気がし、愕然としました。

この余りにもつらい現実を多くの人々に知ってもらいたいという事が
シャハダ監督がこの作品を作る時の思いであったのかも知れません。

この「レインボー」という作品以外にも、心に染みわたるような作品が多数あり、
色々な事を考えさせられるような映像祭でした。