さて、次号「すなしま」ですが……
さくらまつり以前に、「3週間ぐらいで一挙に進めます」といったはずなのに、諸事情で遅れ気味です。
ようやく先週、いろいろと進みましたので、ちょっとだけ報告。

まずは、亀戸の北十間川に近い天祖神社。
ここの境内には、なぜか、道祖神がたくさん置いてあるんです。
大きいのから小さいのまで、特に目立つのが、こういう子供の石像で、いろんな形のものがあるんです。
江戸時代のころ、亀戸の香取神社では道祖神祭が開かれていたようなんですが、この神社にも関係あるのでしょうか?
そして、こういう石像は、どうして、誰によって置かれたのでしょうか?

調査結果は、次号「すなしま」で。

この天祖神社の回りは、昔は賑やかな場所だったようで、いろんなお店があったことを思わせる建物がたくさん残っています。
その中に、こういうそば屋さんを発見。暖簾は出ていませんでしたが、ぜひ入ってみたいなと思うたたずまいでした。

亀戸にはしょっちゅういっているのに、こういうところがあったなんて、本当に知りませんでした。

同じく亀戸の横十間川沿いには、龍眼寺は、別名萩寺という名刹です。
国文学者の落合直文の碑と芭蕉の句碑があることで知られていますが、ここにはその他にもいろんな句碑が建っています。

なぜそんなに句碑があるのか、その理由も現在調査中です。
句碑だけでなく、ここの庭はなかなか見事なので、ちょっと見るだけでもいいものですよ〜。

その萩寺からちょっと北に歩くと、墨田区に入ります。
横十間川と北十間川が交差するところの柳島橋を渡り、浅草通りを北に折れると、この十間橋に差し掛かります。
この橋の上に、このようにたもとの家の松のが伸びています。
これが、なかなかいい景色になっているんです!
ちょっとお勧めの風景ですね。

その橋を超えると、十間橋通りの商店街があります。
亀戸からちょっと歩いただけで、普段は足を踏み入れない、遠いところまで行ったような気持ちになれます。

ちなみに、このあたりは、第2東京タワーが計画されている場所です。
何年か後には、大きく変わるんでしょうね〜。

というわけで、亀戸散歩。
その魅力をただいまページに編集中。
散歩の途中のお休みどころ、名店なども合わせて紹介したいので、その取材も進めています。
神社やお寺が多いので、「亀戸ご利益散歩!」というタイトルにしようかな〜。