続 「ダ・ヴィンチ・コード」 一部ネタバレ含みます!

(%緑点%)この作品の魅力
難しい宗教の本でもなければ、普段縁のない芸術を解説した本でもない。
ミステリー小説なのです。
ミステリーを読みながら、イエスキリストにまつわる秘密・伝説を知ることができ、
その秘密が隠されたダ・ヴィンチの作品を知ることができます。
更に、暗号を解読していく様や、秘密結社のことや その儀式についても・・・・。

それに加えて、この作品の舞台が パリから始まり、
ロンドンへ渡ったり、ニューヨークであったりと 
とても有名な観光地なので、
こういう点は、映画のような映像で見るのが楽しみですし、
本物のダ・ヴィンチ作品についても、期待してもいいんでしょうかね!

(%黄点%)原作者について
外国の作家さんは(日本の作家さんにもいてますが)
よく1ページ目に 愛する妻へとか・・・・亡き父に捧げる・・・・とか
欲張りというか、気を使いすぎる人は、友人やら、編集者や取材協力を
してくれた人達の名前までつらつらと書き綴ってますが、^_^;
ダン・ブラウンも まずは奥様のために 1ページ目を割いています。(ニコッ)

こんな作品が書けるのはどんな人?と思いきや、
元は英語の教師だったようですが、父親は数学者、母親は宗教音楽家、
そして妻が美術研究者であり、画家ということで、
なるほど!と思いました。

以下、ちょっと ネタバレを 書いてしまうかもしれませんので
現在読んでいる方、映画を見に行こうと思っていて
ネタバレが嫌な方は、決して読まないようにしてください。

Cさんは 読んじゃダメよ〜

(%紫点%)犯人について
私は 原作者の思う壺にはまってしまった読者です。
まんまとひっかかりましたよ〜。
犯人の描写がしっかりとされるまで 別の人を犯人だと思いこんで
読んでしまっていたのです。
よって、犯人の正体がわかった時 読み違えていたことに動揺しました。
どこから勘違いしたのかのある文章を遡って探してしまいました。
まさに原作者にしてやられたー!という感じです。(%痛い女%) 

今は ダ・ヴィンチの作品をもっと知りたくて仕方ないし
イエスキリストのその秘密についても、真実だと思っています。
まさに作者の思う壺(%男マーク%)(%女マーク%)
私にとって、一番衝撃だったのは、歴史と言うものは常に勝者によって
書き換えられている(のでは?)ということでした。 R