行ってきました、今年はじめての「田んぼ湯治」である「種まき湯治」。
東京からの湯治客や仙台からの参加者、中には学校を休ませて親子で参加の小学2年生など、参加者は10数名。
作業は農薬を使わずにお湯で殺菌したお米の種「ひとめぼれ」と「古代米」を、底のうすいプランターみたいな「苗床」にまくもので、専用のベルトコンベア式の機械を通すと土、水、米、土の順にサンドイッチ状の層ができあがり、「種まき」というよりは「種敷き」といったイメージ。本当に大切なものを扱うようにして数十枚ができあがりました。
これをビニルハウスに一輪車で運び、すでに芽の出ている苗といっしょに並べていきます。
田植えは、早いところではゴールデン・ウィークに行うところもあるのですが、田んぼ湯治先の高橋さんは毎年5月20日の前後1週間をめやすに田植えを行っているといいます。遠くの山を指差しながら、山の雪の状態を見ながらその年の田植えの時期を考えるのだとおしえてくれました。
そしてお昼。大きな高橋さんのおうちにあがり、おいしい田舎料理をいただきました。
今日とってきたばかりというこごみをはじめ、この地にしかない鬼首(おにこうべ)菜っ葉、定番の煮付け、たくあん、しそまき、そして何よりお米のおいしいこと。今日まいたお米の収穫が今から楽しみです。
お昼の後は旅館大沼でお湯につかり、湯治気分を満喫してみなさんお帰りになりました。
さらに詳しくは鯉屋・氏家さんの「なるこファン・ルーム」にレポートが早くもアップ(こちら)。
(コメント:門脇篤)