中平です。4月も下旬になり、授業も本格的に始まっています。今日は、1学年の必修授業「ルネサンス2006〜最後の晩餐・ユダは誰だ?」の授業の様子を報告します。
この授業は、新入生のはじめの単元で、制作はやらず絵画鑑賞中心にすすめます。最後の晩餐の鑑賞では、まずどんな場面が描かれているのかを個人個人考え、発表し、その後「ユダは誰でしょう?」という質問により、生徒一人人が探偵になってユダを探していきます。画面上13人の登場人物の特徴や持ち物を考え、怪しい人を見つけていきます。この鑑賞では、部分や人物描写を観察するとともに、自分の考えの理由も文章で書くようにしていきます。この授業での経験が鑑賞好きな生徒の育成につながり、美術への興味も促していくのです。