毎年、「みどりの日」に行うことになっている、鵜殿観察会。

今年は、1日ずれましたが、天気もよく、総勢23名(内、大阪連絡会の会員7名)で、高槻市の淀川右岸側にある「鵜殿」(ツバメの塒入りするところで有名)で、観察会を行いました。

綺麗になった阪急の上牧の駅前で、どこから来たのかと名前、そして所属や誰の関係で今回は来たのかなどを1人ずつ、簡単に自己紹介をしたあと、鵜殿へ向かいました。
徒歩だと、15分ほどで行けるのでしょうか。
大阪連絡会のメンバーがいる観察会は、ゆっくり歩くことが定番なのですが、今回は、どちらかと言えば、人数が多いせいだと思います。道端に落ちている犬の糞に気をつけながら、道沿いにある生活用水にいている鯉のでかさに驚いていたり、大きなケヤキを見たり、鵜殿へ着くまで既に自然観察は始まっていました。

山崎の出張所(?)横で、あらためて、開始のアナウンス。
その後、大阪連絡会の方ではないのですが、助っ人に来てくれた杉之原さんから鵜殿の周辺の地形の話しや、また、5/28(??)に、杉之原さんが関わっている「島本町水とみどりを守る会」の行事のアナウンス込みで、我々が立っている堤防から見える山にある「太閤道」というハイキングコースの話しなどをして頂き、こういう自然な流れで、お互いの観察会など紹介しあえる雰囲気は、私たち(大阪連絡会)が目指したい観察会の一コマで、そう言う意味では、初めから場の盛り上げを提供頂き、大変有り難かったです。

堤防から下りた直後に、シマヘビが登場。私たちのメンバーにかかってしまうと、申し訳ないが、「ゲット」させて頂きました。

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そうそう滅多にヘビを触るのは、一般人(?!)の我々でもなく、これ幸いとヘビを触りまくり、さすがによく教育が行き届いている!「喜一くん」がメジャーを持っており、シマヘビの長さを測りました。(確か、2メートルだっけ?)

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メンバーは、鳥が詳しい人もいれば、虫も詳しい人もおり、それぞれの得意分野や、植物の本を持ってきている人は、これかな?あれかな?と、探してくれたり、案内人の松下さん1人がするのではなく、1人でも多くいると、その分、虫にしても拾い物にしても、たくさん見れる機会は増えるもので、そんなことを楽しんでおりました。

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今回、私は、オドリコソウ(群落)を見るのを外してしまいましたが(他の人は見たとのこと)、見事に咲き誇るノウルシは、見ることができました。

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この企画提案と案内は、松下さんが行っています。

今回は、私たちのメンバーでどれだけ意識して、仲間(大阪連絡会の会員もそうですが、自分たちの繋がりのある知り合い)を(口コミで)誘えるのかということをやってみました。

イベントじゃないので、数がたくさんいればいいと言うことを目指していません。
だけど、せっかく、観察会をやろうとしている機運を、だらだらと少ない人数のままやるのは、何か本当に自分のやり方は間違っていないか?など不安になるものなのです。

確かに、これから観察会に参加して貰うということを目指したイベントも否定はしませんが、自然観察に十分関心ある「仲間」でもいいので、気楽にたくさんの目で自然を見つけて楽しむというスタイルでいいと思います。

自然を見続けるというのは、イベントではないのです。
この自然がどう変化するのか、誰かはやっていることかもしれませんし、また、プロがやっていることかもしれません。
仲間を呼び込んで、自分では気が付かなかったことを助けて貰う「場」作りでいいので、これからも参加を促して欲しいです。