JENは現在、以前に活動を実施した32の村の中から更なるケアを必要とする津波被災者を対象に『心のケア』フォローアップ事業を行っています。事業を実施するうえで欠かせない存在がソーシャルワーカー。
ソーシャルワーカーは村々を定期的に訪問し、各村出身のコミュニティーワーカーの指導や、カウンセリング活動を行っています。ソーシャルワーカーのウペカ・イランティさんからのメッセージです。
『事業を始めた当時、村の人々は金銭的なサポートを期待しており、心のケアの重要性を知ってもらうことに苦労しました。しかし次第に自分たちの抱える問題を理解し、前向き思考を取り戻すようになりました。JENの事業を通して、私自身も多くのことを学び、津波被災者共々成長することができました。』
今日も彼女は美しいサリーを身につけ、夕暮れ時のグラウンドで子どもたちと一緒にクリケットをしながら『心のケア』を行っています。