今日ようやく、「すなしま」が印刷できる状態になりそうな……。
なかなか、生まれて来ない子どもを待っているような気持ちです。
そういうわけで、一つネタバラシ。
今回は、亀戸七福神を取り上げ増した。
七福神といえば、恵比寿様、毘沙門天、福禄寿、布袋様、弁天様、寿老人、残りの一つは……大黒様ですよね、オーソドックスに考えれば。
ところが亀戸七福神の場合は、大黒様ではなく、大国様なんです。因幡の白兎を助けた神様ではなく、国譲りの神話がある大国主命なんですね〜。
隅田川の七福神も、同じように大国様が入っているんですが、こういう例は珍しいそうです。
ちなみに、大国様をまつっている香取神社には、亀の井戸と言うものがあって、ここに大黒様も置いてあります。
これは、亀の井戸ができた時に一緒に設置したものなので、つい最近できたものです。
その辺の詳しいいきさつは、ぜひ、次号で確かめてください。
そんなわけで、珍しいパターンの亀戸七福神。
七福神めぐりをする人の間でも、貴重に思われているようで、休日に亀戸の路地裏を歩いていると、七福神マップを持ちながら歩いている人が結構たくさんいます。
これから夏にかけて、お天気の日には、「すなしま」を片手に、ぜひお出かけください。