通い湯治10か月その64「お湯の音を聴く」

鳴子といえば「源泉掛け流し」。豊富な湯量と泉質を誇るこの地では、あたためず、うすめずで、お風呂の温度を決めるのはただひたすらに流し込むお湯の量。「湯守(ゆもり)」と呼ばれるご主人たちは、お湯の音に耳を聴きながらこれを日々判断していきます。

(コメント:門脇篤