子どもの携帯電話の利用リサーチ(4)

「自分はどんな目に遭ってもいい、子どもだけは守りたい」
それが母親の正直な思いのようでした。

様々な防犯グッズを持たせるので事足りるのならばそうするし、
それで不足することがあるならば、補ってやりたい。
しかし、機器類に依存していると、それを置き忘れて外出した場合や紛失した場合、
親子共々混乱してしまう、という弱点も。
やはり、子どもが自分自身を守る手段を身に付けさせることが必要で、
子ども自身の力を補足する形で防犯グッズがあればいいのではないかと、
多くの親が結論的に話していました。

そして、「正確な情報が欲しい」と切実に訴えていました。

 (%エンピツ%) 地域内で起こった被害の事実と詳細をいち早く知りたい
 (%エンピツ%) 加害者についての詳細な情報を知りたい
 (%エンピツ%) 加害者についての一般論も予備知識として知っておきたい
 
現在、この3つの情報が伝わらないために、親は必要以上に不安を抱えていると
口々に言い合っていました。
子どもが巻き込まれる重大事件の報道で不安があおられている面もあると自己分析しつつ、
他地域での話しに翻弄させられるのではなく、そこから共通の問題があるならそれを
自分達の地域で想定するなども必要でしょうし、
あるいは自分達の地域特有の問題などにもしっかり目を向けて
親同士の共通認識を持ちたいという意見でまとまりました。

我が地域の子どもの携帯電話の利用についてのリポートでした(%ノート%)