これは「2003年のAAFプログラム」
ベネチア大作戦というプログラムを帯広で開催した時の模様です。
前の年に帯広で開催した「とかち国際現代アート展デメーテル」の後に発足したばかりの
デメーテル学校という団体が第5回目に実施した事業になりました。
会場は地元の美術館の講堂で行い、この時はじめて帯広市民は「AAF」の言葉を
耳にした瞬間でしょうか……。
今年で3年目を迎える「田園都市のコンテンポラリーアート」事業なのですが、この写真は第1回の12月に設置した作品の設営模様。
気温マイナス1015度の中でアーティスト達はこの時期に展開したい「作品」を
次々、配置して行きました。
アーティスト達が作品発表をし、観客が鑑賞体験する機会が増え、特に様々なコンテンポラリーアートの情報を共有するシステムが出来つつあった2005年の冬…。
地元や北海道内で活動していた「デメーテル学校」がついに北海道を飛び出し、横浜トリエンナーレを鑑賞するツアーを実施。そのツアーの参加者の中にいたのが今回のプロジェクトのメンバー達なのです。
受け入れ、体験型で地元中心に続けてきた事業に新たな展開を求めたいなぁ…漠然とした想いを抱えつつ、やがて1枚の「紙」を送る事になります。
島から島へ…旅をする。今、自分は何処にいるのだろうか…?と問いたくなる瞬間に何処までも行こうと思える瞬間を求めて、私たち帯広のメンバーは北海道の道東地域で初めてのアサヒアートフェスティバル2006を開始しています。