アニマルセラピーについて

これからZOOKISSでは、動物達とこども達とのふれあい
と平行して、医師、大学の教育学部との連携により
アニマルセラピーに携わっていくこととなりました。

そもそも、アニマルセラピーとは何ぞや?
と申しますと、日本語にすれば身体の発達や発育に
障害をもつ人のために、動物を使って、その体に触れたり、乗ったり
して脳を刺激し、新たな発育や発達を促すことを目的とした動物介在療法
ということになります。

これには、良く馴れた動物と医師あるいは理学療法士と動物のことを
よく知り、こども達と向き合うスタッフが揃わなければ、アニマルセラピー
とは定義上言えないのです。
ZOOKISSでは、知り合いの障害をもったこども達のグループに
飼育場を貸切開放し、小動物とのふれあいや乗馬を行ってきました。
これまでは、ここに医師がいなかったので、アニマルセラピーとは
言わずにきましたが、これはものすごく意味のある活動でした。
そして、今までに何回もびっくりするような体験をしました。
例えば、自分では足を開くことができず三輪車にまたがることが
できなかった子供が、足を自分で開いてポニーに乗り、繰り返すうちに
両手まで離してもバランスがとれるようになったなど・・・

でも、この活動に医師と大学が加わることにより動物とふれあうことに
どんな効果があるのかを実際に検証することができるのです。
そして得られた知見をもとにさらに改良し、応用するといった流れになります。
これが形になるように頑張ります!