「博士の愛した数式」

映画ネタです。
最近 なぜか記憶に関する病気の映画が流行ってますよね。

この映画は 記憶が80分しか持たないという病気の数学博士と
家政婦親子の物語なんですが、
「私の頭の中の消しゴム」や「明日の記憶」と明らかに違う点が1つあります。

それは、悲壮感が無く ほのぼのとした内容である ということです。

お話は 高校の数学の授業に従って進んで行きます。
といっても、こんな素敵な数学の授業 初めてです。
数字や式がその人の人生を語ってくれるのです。
(と書いても 見なきゃ意味わかりませんよね!)(%涙%)

映画全般 時がゆっくり進んで行き 自然や景色も美しく 
数学博士と家政婦の心が暖かくふれあっていきます。

80分しか記憶が持たないため 毎日 新しい家政婦さんな訳で
玄関先では同じやり取りから始まるのですが、
何度繰り返されても 心地良い会話ってあるものなのですね。
同じ質問をされて答える家政婦さんの楽しさが加速してる様子が
よく分かります。

キャストは寺尾聡と深津絵里
そして数学の新任担任は、 深津絵里の息子が大人になった役で
吉岡秀隆がストーリーテーラーのように 授業をしてくれます。
大御所浅丘ルリ子様も 寺尾聡の義姉として出演していますが、
彼女がこの病気のキーとなっています。

ところで、1つ気になったのが、80分で記憶が消えるのなら
79分59秒目までに同じ記憶を植え付けていれば 
永遠に続く?のでしょうか、、。
寝るから無理なのかな?^_^;

さよなら、さよなら、さよなら、、。