拝啓
皆様お元気でしょうか?
いちご美術館の館長です。
そう、いちご美術館も皆様の暖かいご支援のもと、
無事に閉館式を迎える事が出来ました。

市場をイメージした船を実際に海に浮かべ、それを眺めながら市場の食材を味わい語り合おうじゃないかという閉会式。船も無事(?!)に海に浮かび、夕暮れに海にたたずむ「いちご丸」を見ていると、市場での様々な出来事が頭に浮かんできました。インタビューでも皆さんがおっしゃっていたように、洲本公設市場は暖かい対話がある場所でした。
いちご丸出航にあたって、市場の人達から「本当に浮かぶか〜?」と心配されましたが、それだけ、市場の皆さんは市場が好きなんだなと思いました。
お礼の挨拶回りの中で、「何か名残惜しいわ〜」とか、「また遊びにきてな」「これをきっかけに市場ももっといい方向に変わっていけばいいなぁ」等と色んな嬉しい声をいただき、館長とキュレーターは本当に感激致しました。僕はイベントの中だけで完結するプロジェクトではないと思っているので、これを機に、市場の今後を見ていきたいと思います。
いちご美術館がこのように成功出来たのも、市場のお店の方々、また、関わり、協力して頂いた方々の多大なご協力があったからこそ!
みんなに心から「ありがとう!」

最後にいちご美術館の展覧会オープニング、閉館式で素晴らしい歌を披露してくれたトモキンの曲「スマイルレボリューション」から館長の琴線に触れたフレーズを・・・

私からあなたへ あなたからまた他の誰かへ
繋いでいこう!笑顔の輪。

語り尽くせないたくさんのおもいで
変わり続ける街を背にしても
だけど忘れちゃいけないよ。
大切な夢や希望 そしてこの街の美しさを

またこの場所で語り合いましょう
この街の魅力を、あなたの魅力を
きっとまた見つかるはずさ
この街の素晴らしさとあなたの夢